第4話 お灸ですよ

鍼は痛い!?
「もし、赤ちゃんに鍼が刺さったらどうしよう…、副作用は…」と不安になってしまう方が多いのでは?
お灸は熱い!?
「熱さに耐えられなかったら…、火傷(やけど)になったら…」と不安になる方が多いです。お年寄りの背中についたお灸の痕を見たことがあれば、不安になって当然ですね。
有効性の範囲
骨盤位(逆子)から頭位に100%矯正されるわけではありませんが、矯正の確率を高くするために有効な方法です。ただし、35週を過ぎてしまうと矯正できる確率が低くなってしまうため、当院ではお受けしておりません。28週以降、逆子とわかったらお早めに鍼灸を受けることをおすすめします。早ければ早いほど矯正できる確率が高くなります。
科学的根拠≫逆子矯正のための灸療法(米論文)
Column 鍼灸は危険!?−副作用について
「赤ちゃんに害はありませんか?」という質問を受けることがあります。赤ちゃんのことを心配するのは当然ですから、副作用だって気になりますよね。鍼をお腹に刺して赤ちゃんに刺さったらどうしよう…。」とためらう場合もあるでしょうね。
実際は最も安全な矯正法です。お腹に鍼を刺して胎児に危害を与えることはありませんし、他の害もありません。施術前には過去の病気や現在の体調を細かくチェックします。その上で適切なツボを選び、適量の刺激を行います。初診の時、「なんでこんなに書くのだろう…」と思われるほどの質問用紙をご用意しています。さらに、それに基づいて問診で確認します。
鍼灸師の立場から言いますと、安全で安心な施術は基本。いかに妊婦さんの体調を上向かせるかをポイントにしています。赤ちゃんは鍼や灸の刺激に直接反応するわけではなく、好転した母胎(子宮)に、心地よさを感じて活発に動きます。
本来、赤ちゃんが一番気持ちのよいのは頭位と呼ばれる頭が下を向いている姿勢です。ポカポカして柔らかい子宮の中にいる赤ちゃんは、本能的に頭を下に向けたくなるのです。このように本能を刺激して直すのが鍼灸です。無理な力も与えませんし、強引に回転を促す方法でもありません。
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