やさしさはサービス、安心はクオリティ ──
養気院の鍼灸に特別なものはありません。やさしい治療を安心して受けられるという当たり前のことをスキマなく行うことに全意識を注いでいます。
当院は、鍼や灸の効果を最大限に引き出すために、電気通電、温熱機器、マッサージなどは行わず、鍼灸のみのシンプルな施術を行っております。シンプルであるからこそ、鍼と灸の技術に妥協は許されません。ご満足いただけるように技術を磨いています。
問診と触診初診時は出来る限り時間をかけるようにしています。初めてお会いするわけですから、症状の特徴はもちろんのこと、体質をきちんと見分けるようにしています。よい治療のためには丁寧にお話をお伺いすることがもっとも大切だと思います。気になる症状は何でもお話しください。問診が終わるとツボの状態を診ます。お悩みの症状を治すツボがどこにあるのか丁寧に探します。
問診と触診を丁寧に行い、ツボを徹底的に絞り込みます。無駄な刺激は体力を消耗させますので、その時必要なツボだけに鍼や灸をします。また、少ないことにより、施術後の効果の判定が簡単になり、より精度を高めてくことができます(たくさんのツボを使うとどのツボが最も効いたのかわかりません)。
鍼には鍼独特の効果、灸には灸独特の効果があります。当院では、鍼灸師の判断により最適なものを選択します。鍼のみ、灸のみ、両方を使う時がありますが料金は一律です。
鍼は使い捨て(ディスポーザブル)です。治療の直前に開封していますので、細菌やウイルスに感染することはありません。もちろん、術者の手も消毒しますので安心です。
鍼灸用の鍼は注射の針と違ってとてもデリケートに作られているので、不思議と痛みがありません。髪の毛くらいの細さなので、ご存じない方はその細さにビックリすると思います。
「えっ、刺さったの?」と思うくらいの感触で、初めての方は痛くないので驚きます。何センチも刺してしまうと誤解されている方も多いのですが、通常は数ミリ程度です。敏感な方もいらっしゃいますので、時には刺さない鍼で十分なこともあります。
「熱くないの?」とよく聞かれます。実は、灸にはたくさんの種類がたくさんあります。熱すぎるお灸では治療になりませんから、米粒より小さなお灸を使ったり、直接肌に触れないお灸を使っています。ですから、火傷をしたり痕(あと)が残るようなものではありません。(写真:爪の横にポツンとあるのがお灸)
PC画面では実際よりもかなり大きく表示されているはずですので、お灸のサイズは米粒やマッチ棒と比較してください。お灸には線香で火をつけます。
<解説>
当院で標準にしている極小サイズの灸(透熱灸)。約3秒間の連続写真です。熱を感じるのは最後の1コマだけ。1秒にも満たない一瞬の事なので「熱い」と感じる時間はなく、楊子でツンとされた程度です。火傷(やけど)にもならず「熱さ」を我慢する必要もありません。