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鍼灸師のツボ日記
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Í×ťÝ ç”°čˆŽăŽéźç¸ĺ¸Ťă‚ŻăƒŞĺŠŠăŽč‡¨ĺşŠĺĽŽé—˜č¨˜ 群馬と東京で鍼灸院を営む鍼灸師。ツボをこよなく愛し、鍼灸の魅力を語り始めると止まらない。
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セミナー事業と協会運営に関する考え
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組織運営は大変だけど...


セミナーを開催すると、受講者に受講のきっかけを尋ねています。その中に「栗原さんのブログを読んで...」が、何名かいらっしゃいます。最近では「ツイッターを見て」も出てきました。やっててよかったツイッター。

整動鍼 入門 理論実践編(2019年8月25日)


最近は、ブログ更新の頻度が激減していることが悩みの一つ。会を運営していると、想像もしていなかったような業務が次々に私のデスクに届きます。会の運営にはこんな課題があるんだ~と発見があり、こんな問題が起こるんだ~と気づきがあります。

会を運営していくことは本当に大変だけど、こんなにやりがいのあることはありません。組織論をしっかり学ばなければいけないし、どんなに学んでもそれを実践するスキルが足りていなければ躓きます。リーダーとして完璧にはほど遠いのです。たくさんの方に助けてもらって今があります。学ぶ意欲は年々強くなり、鍼灸師としても組織のリーダーとしても、まだまだ勉強中です。

「モチベーションは落ちないんですか?」

と聞かれることがあります。院では患者さんが良くなっていく姿を見られるし、セミナーでは目を輝かせて受講してくれる鍼灸師がいます。だから、下がる理由がありません。施術室で過ごす時間も、セミナー会場で過ごす時間も、大好きです。

組織運営は試行錯誤の連続です。うまくいかない時もあります。「代表の器がないのでは?」と落ち込む時もありますが、そんな時は「170人のグループの代表を現に務められている」という事実を客観視して、「少なくとも、ここまでの器はあるみたいだぞ」と現実をそのまま見るようにしています。

組織をつくった理由


先日、ある鍼灸師の方から「これほど組織づくりに力を入れている(鍼灸の)勉強会はあまりないよ」と褒められました。強いコミュニティをつくりたくて、2017年の夏に一般社団法人(整動協会)をつくりました。それから2年が経ちました。課題を一つ一つクリアしてきて今に至るのですが、後回しにしてきた仕事もあります。

その一つが、透明性のある運営です。

実は、一般社団法人をつくったのも透明性を高めるためでした。一般社団法人をつくる前は、株式会社で、その前は個人事業でした。個人から株式会社にしたのは信用を得るためでした。そして、一般社団法人にしたのは透明性のためです。

経済的な基盤は残しておかないと、社員や家族の生活が揺らぐので、並行して一般社団法人を立ち上げました。既存の株式会社はセミナーづくりを続け、一般社団法人で情報交換をしたり研磨できるコミュニティをつくろうと考えました。目的の違う組織を2つ担うことになったのです。

臨床での施術と並行しての仕事なので、それなりの負担を覚悟をもって挑みました。やらないと後悔すると思ったからです。あとで「やったらできたかもしれない」と思うなら、やってみて失敗した方がいいと思ったのです。

鍼灸師は、個人事業で一人で営むスタイルが主流の中、組織づくりにこだわっているのは、一人ではできなことがあるからです。生活のためであったり、鍼灸師としての評価だけを求めるのであれば、組織をつくる必要なんてありません。実際、私は10年くらいの間、妻に手伝ってもらいながら鍼灸院を小さくやっていました。この時はこの時で安定していましたし、平穏な日々でした。

この平穏さは誰もが手にできるものではありません。私は恵まれていたと思います。鍼灸師という職業は誰でも鍼灸で食べていける、というわけではありませんから。ここで満足して生きるのも一つの道でした。

私はその道を選びませんでした。

チームへの憧れがあったからです。映画のエンディングで感極まっていると、スクリーンを下から上に流れるクレジットタイトル。その時に、「この感動は、こうした企業や個人の共同作業によって生まれたんだ」と思うのです。スクロールしていく名前の一つ一つを羨ましく思うのです。

私はパフォーマーではないので、個の力で世の中を変える力はありません。でも、組織をつくれば変える力が持てるかもしれないと思っています。私が組織を通じて目指しているのは、「鍼灸師を『鍼灸を楽しみながら安定した生活ができる職業』にすること」です。

一緒に楽しむ仲間


そんな状況に近いものを10年前に得ていた私が、わざわざ捨てて、組織づくりに挑戦しているのは、鍼灸を一緒に楽しむ仲間がほしいからです。一人で喜びを噛みしめるより、仲間と分かち合う方が幸福感をたくさん得られます。

この私の願いを叶えるためには、技術の共有が必要です。自分だけが理解できる理論ではいけなし、自分だけが感じられるツボではいけないのです。そういうふうに考えると、既存の鍼灸医学というものに、疑問を抱かさざるを得ないのです。



この本を書いて多くの敵ができると同時に味方もできました。自分だけの世界に止まっていたい鍼灸師にとっては理解できない内容、いや理解したくない内容だと思います。ここに書かれていることを受け入れてしまったら、自分のアイデンティティが崩れてしまうからです。

この本の中で、伝統医学を否定していませんが、「否定している」という批判レビューも目にします。きっと自分の世界から外に踏み出すことに恐怖を抱いているのだと想像しています。失う世界のない若い鍼灸師には高く評価されているように思います。

協会のゆくえ


組織は目的のために存在しているので、その目的のために私は組織を進化させていこうと思っています。整動協会ができてから2年が経ちましたが、ベストな状態ではありません。今、足りないと考えるのはオープンな空気です。実際の仕組みも閉鎖的であると思っています。

代表は何を考えてどんな仕事をしているのか、役員は何を考えてどんな仕事をしているのか、会員でも見えにくいことが否めません。これから会を維持していくためにも見える化は必要ですし、大きくしていこうと思うならなおさらです。

オープンになりたいのは私自身です。会員さんとの距離を近づけたいと強く思っています。協会ができる前と比べて、会員さんとの距離ができたように感じるのです。組織がきっちりしたことが原因であるように思います。組織をきっちりすることは大事ですが、会員さんとの距離が離れることは寂しいことです。

会員さんは遠慮してしまう、ということかもしれません。私は高い位置にいたいわけではなく、会員さんと同じ位置でよいです。もちろん、立場的に「きっちり同じ」というわけにはいきませんが、仲間の一人として存在したいのです。

代表をしていると、どうしても「ぼくたちと栗原さん」という構図になりやすいのです。見えない線がいつの間にか存在してしまうのです。

私の孤独を察してか、最近は食事に誘われることが増えてきました。


所属する会から参加できる会へ


入会を検討している人は、「入会したら何をしてもらえるのか」と得られるメリットを考えます。だから、メリットを運営側から提供するのは当然で確実に守れなければいけない約束です。

私は、入会するメリットをあとひとつ創りたいと思っています。それは「運営に参加できる」というメリットです。私は、会の運営を通じて「良いものがあるから広めていきたい」と願っています。会員さんの中にも同じ願いを持つ人は少なくないと感じています。

そんな人たちが「迷惑をかけてはいけないから」とか「怒られたら嫌だから」とか、そんな理由で踏みとどまることがないようにしたいのです。協力してもらえたら私も嬉しいし、私も協力したいと思います。小さなグループのうちは気持ちのやりとりで済みますが、組織となれば、「協力してくれてありがとう」の循環が起こるような仕組みが必要です。人の気持ちはコントロールできませんが、気持ちを乗せていくルートは用意できます。

そのためにはある程度のお金が必要です。会費をどうやって会員さんに還元するかが現在の課題です。みんなが納得できるお金の使い方を考え続けています。

組織のあり方に正解はありません。代表である私が正解を設定し、そこに向かって行くしかありません。問題が生じれば修正します。完璧も完成もないのが組織です。

実績が十分でない私にできることは、学び続けることです。

同じ舟(組織)に乗ったみんなを迷わせないために勉強し続けます。最初は、あまり興味のない分野でしたが、やってみると案外と面白いものです。なんだかんだで続けていられるので得意なのかもしれません。仮に不得意だとしても学び続けている限り、私は前進します。

組織論の本たち



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鍼灸師にとって最高の職場を定義する(後編)
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ÍםÝ: 前編のつづき 理想の職場への挑戦 究極の理想なんてありません。だから、私の理想を追求します。「もし自分が就職するなら」という前提で職場づくりを行っています。最初のボタンをかけ違ってしまうと、うちの会社に入っても永遠に理想に近づけません。 もし、「休日や給...
鍼灸師にとって最高の職場とは


前編のつづき

理想の職場への挑戦


究極の理想なんてありません。だから、私の理想を追求します。「もし自分が就職するなら」という前提で職場づくりを行っています。最初のボタンをかけ違ってしまうと、うちの会社に入っても永遠に理想に近づけません。

もし、「休日や給料だけ教えて」なら、これ以上読む必要はありません。普通だからです。特別に高いわけでもなく低いわけでもありません。休みも週休2日です。講師になったり、特別な業務を行うと、休日は減りますが給料はアップします。昇給もするところやボーナスもあります。普通です。

経営者の立場から言うと、「ふつう」を用意することがとても大変なのです。でも「ふつう」です。経営者が認められたり、褒めてもらえるのは、それ以上に特別な価値を生み出した時だけです。

その特別な価値は、私の価値観の中から生まれてきます。その価値観とは、鍼灸師の職業観と言い換えることができます。その職業観を実現させることが私の目的です。


鍼灸の真の実力


私が鍼灸師になって最初に欲しかったのは、鍼灸ができる環境でした。鍼灸に携われる職場がなかったのです。そのために開業をして、「患者さんが受けたい鍼灸を提供するにはどうしたらよいか」と考えて今に至ります。20代は、鍼灸ができる環境をつくるのに苦労したので、鍼灸ができる毎日に満足しています。ずっと続いて欲しいと思っています。

今は別の目標が生まれています。鍼灸は世間が思っている以上にポテンシャルが高いので、それを知ってもらいたいと思っています。鍼灸の真の効果が世間に知られることになれば、鍼灸で救える人が増えます。

現場で、「こんなに効果があるなら、もっと早く受ければよかった」という声を数え切れないほど聞いてきました。鍼灸でどんな症状が改善するのか、まだまだ知られていません。

そこで、私は症例を書き続けてきました。今は、私個人の症例だけでなく、日本中から症例を集めています。そのために、ツボネットというサービスを立ち上げました。

鍼灸のポテンシャル、つまり真の実力を伝えることができれば、もっと多くの人の役に立てるし鍼灸師も活躍できる機会が増えるからです。

私が一緒に働きたいと思っているのは、「鍼灸はもっとスゴイはず!」とフラストレーションを抱えている人です。


昨日より今日の方が上手


人は、同じ毎日が続くと飽きてしまいます。鍼灸師も同じです。同じことを繰り返していると思ったらつまらなくなります。私にもそんな時期がありました。群馬に鍼灸院を開業して経営が軌道に乗った頃に思いました。

「このまま歳を取っていくのだろうか...」と。

技術がマンネリ化し、自分の成長をあまり感じていなかったのです。勉強すればするほど迷い、勉強量と実力が比例していなかったのです。そんな時に出会ったのが、社名にもなっている活法(かっぽう)です。活法が、私が積み上げてきた常識を覆し、成長できるチャンスを与えてくれたのです。

鍼灸師で整体を学ぶ人は、鍼灸を見限っている場合が多いです。私はそうではありませんでした。「整体師にできて鍼灸師にできないはずがない」と思っていました。さらに「道具を使える鍼灸師は、整体師に負けちゃいけない」と思っていました。今でも全く同じ気持ちです。

活法に追いつくため、そして追い抜くために、整動鍼は生まれました。整動鍼のDNAの中に活法があるので、「活法と鍼灸、どうやって使い分けていますか?」という質問をされると難しいです。私にとっては「心臓と筋肉をどうやって使い分けていますか?」とほぼ同じ意味だからです。

話を戻します。

日々の成長を感じられなかったら、仕事は楽しくありません。昨日できなかったことが今日はできる、というのが楽しいのです。そして、今日はできなくても明日はできるかもしれない、と思えれば、希望が持てます。


鍼灸の力で社会を変える


個人が成長するだけでも意味がありますし、みんなで成長したら、大きな力になります。自分だけがすごく上に行けたとしても、「すごい人がいたね」で話が終わりますが、みんなで成長すると、影響力を持つことができます。

私が会社をつくったり、協会をつくったりして、教育に動き出しているのは、社会を変えたいからです。目指すのは「鍼灸が特別でない社会」です。病院に内科や耳鼻科があることを特別だと思わないように、医療の中に鍼灸が当たり前のようにある社会であってほしいです。

「当たり前」をつくるためには、特別なことの積み重ねが大事です。もし目の前の「当たり前」を受け入れてしまったら、一歩も先に進めません。


環境とアイデア


志が高くても、十分な環境がなければ力を発揮できません。努力でなんとかなる問題とならない問題が現実にはあります。成功する条件の半分以上は環境だと思います。

環境だって選ぶことができますから、自分に合った環境を選ぶことも実力のうちだと思います。ただ、環境に入れば、あなたも環境の一部になることも忘れないでほしいです。環境をさらに良くするのも、悪くするのも、あなたの行動次第です。

働いていると、アイデアが浮かぶことがあります。そのアイデアを活かすも殺すも職場次第です。アイデアを尊重する空気が必要です。

だから、アイデアを平気で踏み潰す人とは一緒に働きたくありません。アイデアはタダではありません。一つのアイデアが浮かぶまで10冊の本を読んでいるかもしれません。空から降ってくるアイデアなんてありません。

会社にとって、アイデアは財産です。だから、私も、メンバー一人一人のアイデアを大事にしています。自分の意見やアイデアが大事にされる職場を心がけています。


あなたを信じる仲間


結局は、良好な人間関係が会社を育てると思っています。人間関係の基本は、信じることです。性善説で接することです。同僚を信じることも必要ですし、経営者を信じることも必要です。私も、信じられる人しか入社させません。時に裏切られることもあります。しかし、裏切られたからと言って、信じることをやめてしまったら、そこで終わりです。だから、信じ続けます。

渋沢栄一は、『現代語訳 論語と算盤』の中で次のように述べています。

社会問題とか労働問題といったものは、たんに法律の力ばかりで解決されるものではない。(中略)何から何まで法律の裁きを仰ごうとすれば、どうなるだろう。みなの気持ちは険悪となり、人と人との間にカベが築かれて、事あるごとに争いが起こり、一家が仲良く一つにまとまることなど望めなくなってしまう。





職場は、労働基準法という法律で守られています。経営者となるにあたって、社会保険労務士と顧問契約をして法律から外れないように気をつけています。ただし、法律さえ守っていればうまくわけではありません。経験からも明らかです。

「義務」や「権利」という言葉が頻繁に飛び交う所で良好な人間関係を築けるでしょうか。友達としたランチの約束を破っても法で裁かれることはありませんが、人間関係にはヒビが入ります。それは、会社の人間関係にも言えることで、「法律さえ守っていれば良い」という考えでは、良好な人間関係に発展しません。

もう一つ、渋沢栄一の言葉を引用します。

資本家は「思いやりの道」によって労働者と向き合い、労働者もまた「思いやり」の道によって資本家を向き合い、両者のかかわる事業の損得は、そもそも共通の前提に立っていることを悟るべきなのだ。


「経営者は社員の味方であり、社員は経営者の味方である」という前提で経営することが大事だと解釈できます。

会社を設立したばかりの頃、優秀なスタッフが欲しかったので「私が何をしてあげられるか」をアピールばかりしていました。半分正解で半分間違いでした。社員のためにできることを考える、それは正解です。間違いは、それを追求していくことで会社は成長できると思っていたことです。

この発想では、社員が増えるほど私の負担が増え、社員はいつか私にかまってもらえなくなります。私は、いつか、尽くすという約束を守れず裏切り者になる運命です。

私に足りなかったのは、「私のために何をしてくれるのですか?」という要求でした。本来、賃金を払う代わりに私はラクを得るべきなのに、逆に、お金を支払って負担を増やす道を歩んでいたのです。

あるとき、社員からこう言われました。

「給料を払っているのだから、遠慮なくやってほしいことを言えばいいのですよ」

この言葉を聞いて、遠慮していた自分に気がつきました。私が、社員のために何かをしたいと思うように、社員の側からも、私のために手伝いたい、という気持ちが必要なのです。そうでなければ、私が与えるものに飽きたら離れていくことになります。

片思いでは、良い関係は築けません。

今は、はっきりと「私の力になりたいと思う人だけ一緒に働いてほしい」と言っています。私の夢や会社の理念に賛同し、協力を惜しまない人でなければ良い関係を築けません。

渋沢先生の言う通り、法律では良い人間関係が築けません。互いを思い合う気持ちがなければ、よい会社はつくれないことも経験の中から学びました。渋沢先生が言う「思いやり」とは、人の弱さを受け入れることだと思います。だから、弱さを見せられるのがよいチームです。

今、まさに活法ラボはそういうチームです。メンバーは、私が苦手なこと、失敗しそうなことをよく知っています。そして、いつも先回りをしてくれます。川を渡ろうと思ったら橋が架かっている、ということが増えました。

遠慮をせずに、ありがたく受け取っています。もっとラクをしたいと思っています。入社の面接では、「あなたは私に何をしてくれますか?」と聞くと決めています。

私はあなたが活躍できるチームを提供します。
サッカーや野球のように、いろいろなポジションを用意しています。


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鍼灸師にとって最高の職場を定義する(前編)
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ÍםÝ: 大手を就職先に選ぶ学生が多い!? 鍼灸学校の教員と話す機会がありました。ちょうど求人しているところなので、最近の就職事情について聞いみることにしました。返ってきた言葉に驚きました。 「大手の就職先を選ぶ子ばかりですよ」 大手というのは、大手の接骨院グル...
鍼灸師にとって最高の職場を定義する_2



大手を就職先に選ぶ学生が多い!?


鍼灸学校の教員と話す機会がありました。ちょうど求人しているところなので、最近の就職事情について聞いみることにしました。返ってきた言葉に驚きました。

「大手の就職先を選ぶ子ばかりですよ」

大手というのは、大手の接骨院グループのことです。私が就職する時には選択肢に入っていなかったので、とても意外でした。

「なぜ、そんなに大手が人気なんですか?」

と突っ込んでみました。

「今の若い子は休みが多いところを選ぶんです。大手には研修があって初任給が20万円くらいもらえるところがあれば、、そっちに行っちゃいますね」

内心「うちは負けてないなぁ」と思ったのですが、大手の圧倒的な求人力は認めざるを得ません。鍼灸院経営をしていて思うのは、求人は集客よりずっと難しいです。感覚的には100倍くらいの難易度です。応募する方は、生活基盤を決める重要な決断ですから、できるだけ間違いは起こしたくありません。だから、慎重になると思います。

誰だってリスクを避けたいので、大手を選ぶのは賢いとも言えます。でも、大手を選ぶ人も「本当のリスクって何だろう?」って考えてみても良いと思います。うちの鍼灸院は大手ではありませんが、うちなりにリスクについて真剣に向き合っています。


就職時のリスクってなんだろう?


では、就職する時に抱えるリスクとは何でしょう。頭にパッと浮かんだものを挙げてみます。

①倒産すること
②経営者に騙されること
③低賃金であること
④職場の人間関係で悩むこと
⑤希望する仕事ができないこと

大手では①②③が回避できると思う学生が多いのかもしれません。勝手な想像です。

もしかすると、④も回避できるもの含まれるかもしれません。たとえば、院長と二人であれば、院長との関係が全てになってしまいます。何かあった時の逃げ場がありません。

大手であれば、同僚がたくさんいるので、付き合いやすい人と付き合えばよいと考えることもできます。これも勝手な想像です。

私が学生の時に、もっとも回避したかったのは⑤です。「鍼灸師になったのに鍼灸ができなければ何の意味もない」と考えていました。

私が就職活動をしているとき、接骨院グループに就職する道もありましたし、整形外科に就職する道もありました。でも、パートタイマーで働いただけで正社員にはなりませんでした。それは、希望する仕事、つまり鍼灸ができなかったからです。

そもそも鍼灸をするために鍼灸師になったので、鍼灸ができなければ、その時点でゲームオーバーなのです。だから、最大のリスクと考えたのです。

先ほどの大手グループは接骨院グループであって鍼灸院のグループではないのです。鍼灸ができる機会があるとしても、専門にすることが難しい職場です。


活法ラボの勤務風景
活法ラボの勤務風景



専門性と視野の広さ


視野は広くもっていた方がよいです。でも、何にでも手を付けることではありません。思考を伴わない体験は単なる体験だからです。そこから広がって行きません。視野の広さは、発展性のある思考ができるかどうかです。

うちは、鍼灸専門としていますが視野は広く持っています。鍼灸を発展させるために必要なことを探し続けています。言い換えれば、鍼灸にしかできないことへの挑戦をしているのです。

視野を広く持つことは、ヒントを外に求めることです。私がもっとも注目しヒントにしているのは活法(かっぽう)です。古武術整体である活法を臨床で実践することで、多くの気づきがありました。整動鍼を創案できたのは、紛れもなく活法のおかげです。

これは、新しい発想を取り入れてうまくいった例ですが、何でも新しいことを始めればよいとは思いません。鍼灸の歴史や古典をリスペクトした上で問題提起をすべきです。先哲の叡智は、個人の経験や好みだけで評価できるほど浅くはありません。

繰り返しになりますが、視野の広さは、その分野において発展性のある思考ができるかどうかです。私は「鍼灸はもっと進化するはず」と信じていますし、実際に取り組んでいます。「鍼灸はまだまだこんなもんじゃない!」と信じて疑っていないことが、私の才能です。この才能を信じてくれる人と一緒に働きたいと思っています。

つづく...後編


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整動鍼DVDの撮影秘話
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ÍםÝ: 整動鍼®DVDが発売(6/20)になりました。 ご購入ありがとうございます。 予約開始時が絶好調で、ランキングトップになったいた日もありました! フィットネス界の女王、ジリアン先生の上にいることに気がついた時は、びっくりしました。 患者さんにも興味を持って頂...
整動鍼®ďź¤ďźśďź¤ăŒç™şĺŁ˛ďźˆ6/20)になりました。
ご購入ありがとうございます。

予約開始時が絶好調で、ランキングトップになったいた日もありました!
フィットネス界の女王、ジリアン先生の上にいることに気がついた時は、びっくりしました。

整動鍼がジリアン先生に勝った


患者さんにも興味を持って頂いているのですが、プロ向け教材です。残念ながら家庭で役に立つ内容ではありません。3月に出版した『ツボがある本当の意味』は、専門領域に少し触れていますが一般向けです。

『ツボがある本当の意味』を読まれた方は、「実際の理論はどうなっとるんだ?」と思うはずです。理論の詳細には踏み込んでいないからです。Amazonのレビューを読んでも、具体的な理論や実践方法に触れていないことを残念に思っている人がいます。

本では、鍼灸に対する考え方を広げることに専念し、具体的な手法にはあえて触れなかったのです。流派を売り込んでいると思われたくなかったからです。

今回のDVDは、完全に具体的な方法を紹介するものです。『ツボがある本当の意味』を読んで物足りないと感じた鍼灸師におすすめです。期待を裏切らないようにがんばりました。「セミナーに参加してみたいけど、迷っていて...」という方もぜひ。


想像以上に苦労した撮影


このDVDづくりで苦労したのは、セミナー受講者が買って面白いと思う内容に仕上げることでした。入門的な内容でありながら、セミナーの常連さんを満足させる内容を考えなければならず、構想に大量の時間を注ぎました。その苦労話もあるのですが、記事にしづらいので、今回は撮影の裏話を書きます。

DVDを観て頂けるとわかりますが、映っているのはいつもの私ではありません。自然体とはほど遠い、がんばっている姿が映っています。映像は84分に収まっていますが、撮影には丸二日かかりました。撮影はハードスケジュールで、ほとんど休憩はありませんでした。現場のみんなが一生懸命でした。

時間がかかった理由は次の2つです。

①端的に説明するための的確な表現に調整する
②細かくシーンを分けて撮影する

整動鍼DVD撮影現場01



患者モデルの女性にドキドキする


撮影は4月に都内の某レンタルサロンで行われました。ふだん施術している群馬や東京の院でやるのが一番ですが、カメラの位置に制限がでてしまうため、狭い個室は撮影に向いていないのです。

撮影に使ったスペースは10畳ほどあるので、どんな角度からでも撮影できます。都内には、こうしたレンタルスペースが多数あって時間単位で借りることができます。出版社のBABさんに手配して頂きました。

撮影には患者役のモデルが必要です。イメージを男性に偏らせたくなかったので「患者役は女性でお願いします」と出版社に依頼してありました。モデルが決まった時に、簡単なプロフィールを教えて頂いただけなので、どんな女性にモデルをして頂けるのか、当日まで分かりませんでした。

だから、ちょっとドキドキしていました。

理論編の撮影が終わる頃、その女性はやってきました。諸星美穂さんという、ヨガのインストラクターをしている方です。キレイな容姿にもドキドキしちゃうのですが、体の専門家であることにもドキドキしました。

前者はわかるとしても後者はなぜ?

体の専門家は鍼治療の変化に敏感なことが多いので、ごまかしが通用しないからです。映像を通して要領が伝われば良いのですが...ヤラセは嫌。

整動鍼DVDの撮影現場2



NGが出せない緊張感


撮影日の前から打ち合わせを何度も重ね、台本ができていました。実際に撮影してみると、他の部分と説明が噛み合っていなかったり、説明が分かりにくかったり、などの問題が出てきました。その場で台本に修正を加えたり、書き足しをしたりしながら撮影は進みました。普段のセミナーでやっていない内容だったので、その場で考えて、その場で覚えて、その場で演じる、という負荷のかかる時間でした。

セミナーは言い間違えがら、すぐに言い直せるので、一言一句決めておく必要はありません。でも、ここでは一瞬でも噛むとNGになってしまいます。

NGを出すと撮影が終わらなくなる...という巨大なプレッシャー。

私は、日常で味わうことがない緊張感に包まれていたのです。しだいに体から心が離れていくのです。そして、間違ってはいけないクリ助を監視しようとするもう一人のクリ助が生まれたのです。つまり、意識が浮いちゃって地に足が着いていない状態です。

整動鍼DVDの撮影現場3



発売日の延期


撮影の終わり2時間くらいは、「さあ、巻いていきましょう!」という声が何度も鳴り響いていました。

朝9時から夜10時までがんばったのですが終わりませんでした。3割ほど撮り終わっていません。緊急事態です。5月に発売をするためには撮り終わっていないと無理なのです。仕方なく、急遽、発売日を6月に延期して、撮影日をもう一日設けることにしたのです。

2週間後に2回目の撮影日を設定しました。念のため、朝から夕方までたっぷり時間を確保しておきました。これは正解でした。確保していた時間をいっぱいまで使うことになりました。

どのみち1日では足りなかったのです。
二日間必要であることを、誰も予測できなかったので、誰のせいでもありません。


2019年6月20日発売

※6/21現在21%OFF(お早めにどうぞ)


頼りになるアシスタント


出版社との打ち合わせから撮影当日のサポートまで、秘書のように私をサポートしてくれたのは、2月に入社したばかりの岡本悠馬くんでした。彼は、神戸で自分の院を順調に経営していたのに、私の誘いを受けて院を閉めて群馬にやってきたという、ありがたい変わり者なのです。

そんな彼に投げつけた最初のプロジェクトが、このDVD出版でした。仕事は期待をはるかに超えるレベル。私にしかできないこと、私でなくてもできること、を正確に見極めて段取りをつけてくれたのです。

撮影本番は、私が疲れないように荷物を持ってくれたり、台本を先回りして用意してくれたり、と至れり尽くせりのサポートを受けていました。

もし、彼がいなかったら私はパニックになっていたと思います。ハードスケジュールを平穏にこなせたのは間違いなく彼のおかげです。モデルの諸星さんに働きっぷりを絶賛されていたのが記憶に残っています。

整動鍼DVDの撮影を終えた栗原と岡本

(1日目の撮影を終えた栗原と岡本)


特典映像は必ず観てほしい


ふだんのセミナーのようにやってしまうとDVDの収まりません。そのため、台本は限りなくコンパクトにしてありました。ただ、コンパクトにしすぎてしまい、伝えたいことが十分に入っていないことが気がつきました。時間を配慮しすぎたのです。

「時間が余るなら、もっと言いたいことを台本に入れておけばよかった」

と後悔しました。

そこで、本編とは別に特典映像を用意することにしました。

ここからは自力です。群馬の養気院で撮影しました。そして、約40分の映像が出来上がりました。撮影に要した時間はなんと60分。事前に岡本くんが台本を用意して、本番では台本から大きくはみ出しながら、セミナーの時のように気持ちよくしゃべりました。その素材映像を、メンバーの一人、小堀くんが編集してくれました。

特典映像というと「観ても観なくてもいいもの」と思われるかもしれません。この特典映像は本編に入れようと思っていた内容が含まれていますから、必ず観てほしいです。

整動鍼を臨床で使うためのルールやコツなど、整動鍼を実践するために必要な情報ばかりです。本編の84分と特典映像の40分で、ぜひ整動鍼に感じてみてください。

新しい何かに出会えるはずです。


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2019年5月10日(金)から、毎週金曜日は品川のカポスにて施術を行います。予約の際には「栗原希望」と告げて下さい。

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整動鍼DVDの発売が6月20日に決まりました!
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ÍםÝ: 今月の20日に、いよいよ整動鍼DVDがリリースされることになりました。 すでに予約が始まっています。Amazonでは大幅値引きで販売されています。 いつまで割引になるかわかりませんので、お早めにご予約ください。 いきなり好位置に付けています。これってスゴイですよ...
今月の20日に、いよいよ整動鍼DVDがリリースされることになりました。



すでに予約が始まっています。Amazonでは大幅値引きで販売されています。
いつまで割引になるかわかりませんので、お早めにご予約ください。

割引


いきなり好位置に付けています。これってスゴイですよね。
みんなのおかげです。

整動鍼DVD 3位


セミナーは全7編(13日間)


整動鍼セミナーが始まったのは2014年。当時は、古武術鍼法(こぶじゅつしんぽう)と呼んでいましたが、2015年に整動鍼®ăŤć”šĺă€‚ăă—ăŚçžĺœ¨ăŤč‡łă‚Šăžă™ă€‚

この6年間、技術公開はセミナーやイベントのみで行って来ましたが、次のステップに向けて、誰でも技術の内容に手が届くようにしました。もう何年も前からDVD化の要望があったのですが、セミナーでシリーズが完結するのを待っていました。内容がごっちゃにならないようにね。

DVDを出した後もセミナーは今までで通りです。参考までにラインナップを挙げておきますね。

・入門(1編)/理論実践編
・基礎(3編)/脊柱編・四肢編・腹背編
・応用(3編)/連動思考編・五体躍動編・身心和合編

入門編は1日間で基礎編と応用編はそれぞれ2日間です。

すべて受講すると13日間です。それなりのボリュームです。けっこうありますよ。1回ずつ受講して終わりにする方もいらっしゃいますが、ほとんどの方は複数回受講して理解を深めています。何度も受けやすいような仕組みになっています。

このDVDで整動鍼に興味をもってセミナーを受けてみたいと思ったら、まず入門編に申し込んでください。毎回満席になるので早めにお申し込みください。

「受けたいけどいつも満席だから受けられない」という声をたくさん頂きます。確かにちょっと出遅れてしまうと、定員になってしまいます。先着順で受け付けていますので、興味のある方は見逃さないように気をつけてください。
 
たくさんの声に応えるために、11月は2カ所同時開催をすることになりました。私は群馬からライブ配信でデモンストレーションをして、それぞれの地域に講師を派遣して実技指導を行います。初の試みなので、しっかり準備をして挑みたいと思います。

セミナー日程の案内です。

◎入門☆理論実践編の日程(2019年)

8月25日(東京会場) キャンセル待ち
11月17日(札幌会場/岡山会場) 8月17日受付開始
※2カ所同時開催

この他、DVDのフォローセミナーも企画中です。

詳しくは整動協会のサイトをご覧ください。


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DVDは入門向けながらベテランにも発見がある内容


最初から入門セミナーを受講して頂きたいのが本音です。でも、毎回満席になるので、すべての方に席がご用意できません。

だから、入門編を受講できない方はDVDをおすすめします。初心者でもわかるように構成しています。もっとも工夫したことは、セミナーと内容が被らないように構成することでした。入門向けでもありながら、ベテラン組にも発見があるようになっています。受講したセミナーとDVDをつなぎ合わせることで、整動鍼をより深く使いこなせるようになります。

今回の目玉は、頚のコリを背中のツボで解消する方法です。頚コリでも使えますし、むち打ちの後遺症のようなしつこいものにも使えます。むしろ、しつこいコリにこそ有効な方法です。

セミナーを受けた方は「あれ? 入門編と同じ?」と思うでしょう。似ていますが、別の方法を紹介します。入門編は点と点の対応でしたが、今回は線と点の対応です。頚スジ全体をいっぺんに緩めてしまう方法です。この方法で取り切れないコリを入門編の方法で取るというのは、もっとも効率よい方法です。

たぶん、入門編を受けた方全員が「最初からコレを教えてよ!」って言うと思います。「じゃあ、入門編の内容は知らなくてもいい?」と言えば、「え、それは困ります」となるだろうなぁ、と思います。

出し惜しみしたいわけではなく、限られた時間の中でいつも詰め込んでいます。このDVDも、限られた時間の中で最高を目指しました。BABジャパンさんと苦労してつくりました。

本編86分。内容的には入門セミナー(理論実践編)より多いです。練習がないのと、説明と実技をコンパクトにまとめているので86分。実技練習をしたら丸一日かかる内容です。

この他、特典映像を独自につくりました。本編には納めきれなかったものをダウンロードして観ることができます。普段の臨床でどんなことに気をつけているのか、また整動鍼を使う上で必ず気をつけてほしいことを実演で紹介しています。この特典映像は編集中で40分くらいになりそうな感じです。


『ツボがある本当の意味』と合わせて買って欲しい



3月に出版した、拙著『ツボがある本当の意味』にはたくさんのレビューを頂いております。その中には「実用性のある情報はほとんどありません」というのもありました。

ツボがある本当の意味のレビュー


この感想は仕方ありません。そもそも実用的な内容は書いていないからです。最初から、実用的な内容はDVD(映像)の方でやる方針でした。DVDだけでは、技術の背景がわからないので、ぜひ本を手に取ってみてください。




次回は、撮影秘話をお届けしますね。



お知らせ


2019年5月10日(金)から、毎週金曜日は品川のカポスにて施術を行います。予約の際には「栗原希望」と告げて下さい。

・ネット予約はこちら
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『ツボがある本当の意味』を書いた意味
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ÍםÝ: 「経絡は信仰である」の真意 3月14日の出版した『ツボがある本当の意味』は重版を2回しました。おかげさまで売れています。鍼灸師の間でも話題になっています。一般の人には少し難しいところもありますが、鍼灸を受けている方であれば、興味を持ちながら読めると思います...
鍼灸師の間で賛否両論の『ツボがある本当の意味』


「経絡は信仰である」の真意


3月14日の出版した『ツボがある本当の意味』は重版を2回しました。おかげさまで売れています。鍼灸師の間でも話題になっています。一般の人には少し難しいところもありますが、鍼灸を受けている方であれば、興味を持ちながら読めると思います。



この本は「経絡は信仰である」と書き出しています。この一文は、私が意図的に仕掛けたものです。鍼灸師であるならば、誰もが「おや?」と思うでしょう。怒り出す鍼灸師もいます。鍼灸師を敵に回したいわけではないのです。

最初の一文で感情的になってしまうと、冷静に読めなくなってしまいます。本当に伝えたいメッセージが受け取れず誤解をすることになると思います。実際に、Amazonのレビューを読むと、それらしいものが含まれています。どのみち、賛否両論がある内容です。新しい視点を入れたので否定的意見が出るのは仕方ありません。

ここで、はっきり言っておきますが、私は経絡理論を否定していません。言いたいのは「経絡の存在が明らかでない現実を否定してはいけない」ということです。

「昔から言われているからある」とか「経絡を感じるからある」という理由は、存在の説明にはなりません。

存在していることも、存在していないことも、証明できていない現時点では、「経絡はあるかもしれないし、ないかもしれない」という他ありません

それを「ある」という前提で話が進んでしまうと、宗教と区別できません。誤解のないように補足しますと、宗教や信仰を否定したいのではありません。鍼灸を医学として発展させようとする意志があるならば、宗教的要素は除く必要があると考えているのです。

古代、医術と呪術の区別は曖昧でした。多くの専門家は、鍼灸は呪術から生まれたと説いています。私もそう思います。経験が蓄積され、ある時を境に呪術と決別します。そのきっかけをつくったのが経絡理論の可能性があるわけです。

経絡は実在感が高いからです。経絡の走行は、神経、血管、筋肉と重なる部分が多いため、感覚的に実在しているように感じます。私も、鍼された時に、経絡の走行に何かを感じることは多いです。

鍼をすると、神経、血管、筋肉の知見だけでは説明が難しい現象が数多く起きています。だから、何かあるのでしょう。信仰とは切り離し、起こる現象をできるだけ説明できるようにと考案された経絡。

だから、経絡の存在を盲信したり、『素問』や『霊枢』と行った古典を信仰することは逆戻りです。当時の科学的思考が生みだした書物だと思うのです。

月日は流れ、現代人が持つ知見は当時とは桁違いです。現代に生きる私たちは、私たちなりに科学的姿勢で鍼灸理論と向き合わなければならないはずです。

経絡は、2000年前に考案されたデザインであり、診察のガイドラインです。この理論に基づいて臨床を行うと、理論が示す通りの反応(身体変化)が見られます。だから、正しいかのように思うのですが、経絡理論に反した現象があることも忘れていけません。ここから目を背けていると、鍼灸は古いままです。


地動説と天動説


地動説と天動説の話をする前に、天動説からおさらいしておきましょう。

天動説は、「地球は宇宙の中心にあり静止しており、全ての天体が地球の周りを公転しているとする説(ウィキペディアから引用)」です。

(日本では)太陽は東から昇り、南の空を通過し西に沈みます。星空も太陽と方向に天空を移動します。だから、地球が止まっていて太陽や星が動いていると説明できます。しかし、星の動きを詳細に観察すると、矛盾が生じてきます。矛盾とは言わなくても、無理が生じてきます。

天動説の限界を破ったのは地動説です。現在では地動説が常識です。この常識がつくられたのは、コペルニクス(1473~1543年)の地動説を受け継いだガリレオ・ガリレイ(1564~1642年)が亡くなった後です。

コペルニクスとガリレオガリレイ


ひっそりと地動説を唱えたコペルニクスに対して、ガリレオ・ガリレイは、地動説を大々的に唱えたことで、カトリック教会から有罪判決を受けてしまいました。判決の誤りをローマ教皇が認めたのは、350年後の1992年です。とはいえ、今でも宗教的な理由から天動説を信じている人はいるようです。

調べていたら、地動説の原型はフィロラオス(紀元前470年頃 - 紀元前385年)まで溯ることを知りました。フィロラオスは、あのピタゴラスの定理で有名なピタゴラス(紀元前582年~紀元前496年)の後継者の一人です。

鍼灸医学が生まれた中国の事情はどうだったのでしょうか。

ウィキペディアの情報では、「夫天地、空中一細物」(「われらがいる天地も、無限の宇宙空間のなかで見れば、ちっぽけな物にすぎない」)を例に挙げ、地動説の考え方を示していたのですが、続きの「有中之最巨者」(「握できる最大の存在でもある」)に目を向けると、地上に居る人の目線から宇宙を語っているように思えます。ですから、中国の地動説はよくわかりません。


鍼灸学の原典である『素問』『霊枢』が書かれた時代は2000年以上前です。少なくとも、コペルニクスが唱えたような地動説があった記録はありません。


経絡の矛盾を連想させる、天動説のCG


天動説は、星の動きをすべて説明しようとすると無理が生じますが、ある程度まで説明できます。経絡も人体に起こる反応をある程度までなら説明が付きます。ですから、天動説と経絡説は似ていいると言えます。

経絡も大きな目で見れば、理屈が通りそうでも、細かいところで奇妙な蛇行があります。拙著の中で記した豊隆というツボが典型です。

豊隆の蛇行


太陽系の惑星の動きを、天動説と地動説で比較すると一目瞭然です。

via GIFMAGAZINE


左が地動説(Heliocentrism)で、右が天動説(Geocentrism)です。

仮に、天動説(Geocentrism)しか見なかったら「こんなに複雑で奇妙な動きをするんだ」で落ち着く人がいるかもしれませんが、地動説(Heliocentrism)
を見たら、「こっちが正解だね」と直感的に思うはずです。

一言で言えば、天動説(Geocentrism)は不自然なのです。地球を中心に置くと、これほど複雑な軌跡になってしまうのです。エネルギーの無駄です。自然の摂理からして天動説はあり得ません。

人体はエネルギーを節約するように出来ています。人間に限らず生命は超省エネ機構です。無駄のないように出来ています。こういう目で経絡の走行を眺めると、細かい点で無駄があります。天動説のCGシミュレーションの惑星の奇妙さと同じものを感じるのです。


アイデンティティ化してしまう経絡


経絡はあるのかないのか、という議論は重要ではありません。重要なのは、経絡がもたらしてきた成果と、経絡が抱える限界です。

天動説によって、ある程度まで自然の摂理を把握できたように、経絡も人体の摂理を把握するのに役立っています。しかし、時代が変わる中で鍼灸にも変化が必要です。天文学が、天動説から地動説に移り変わったように、そろそろ鍼灸にもパラダイムシフトが必要なのではないでしょうか。

地動説のアイデアを生んだフィロラオスから数えると、地動説が受け入れられるまで、2000年以上かかっています。

天文学において、アリストレスやプトレマイオスが支配的だったように、鍼灸においては『素問』や『霊枢』の存在感が強く、新しいアイデアが認められにくい空気があったと考えても不思議ではありません。

ひょっとすると、鍼灸にも地動説に相当するものが考案されていたのかもしれません。歴史の中に埋もれてしまったなら、とても残念なことです。

心理学には「認知的不協和」という言葉があります。「これまでの情報と新しい情報の間に不一致が生じた時、不一致を軽減する行動が起こる」というものです。

いったん経絡理論があると信じてしまうと、それがアイデンティティとなり壊されることを恐れます。「経絡は信仰である」と言われて、「経絡はあるんだ!」と意地になるのは、まさに認知的不協和です。

誰でもいったん信じたものは、簡単にひっくり返したくありません。「信じる」ということは大きなエネルギーが必要だからです。

信じたものによって景色が変わります。だから、経絡を信じれば、体で起こる現象に経絡というフィルターがかかります。矛盾する現象は見えなくなってしまうのです。このように、経絡」という観念ができあがるのです。

やっかいなのは、ひとりひとり経験が異なるために、できあがる観念もひとりひとり違うものになります。「みんな違ってよい。それが鍼灸の魅力だ」という考えもありますが、鍼灸を医療と考えるなら、深刻な問題です。


鍼灸学の本質はツボにある


イメージの力は自分自身に対してだけでなく、他人も変えられるほど強力です。ですから、強力なイメージを持つ鍼灸師にはパワーやカリスマ性を感じます。

それも鍼灸師としての在り方ですが、イメージ力の勝負になりますので、鍼灸を使うことの意味が薄れていきます。実際に、鍼を使わなくなる鍼灸師は少なくありません。

「鍼灸学の本質は何か」

と問われたら、私は「ツボ」だと答えます。特定の位置(座標)がもたらす作用を観察して整理していくことが、鍼灸学の本質だと思っています。経絡も本質を追究して考案されたデザインであり、診察のガイドラインだと思います。ツボが先に研究され、研究の成果をまとめるために経絡が考案されたと考えるのが自然です。


お知らせ


2019年5月10日(金)から、毎週金曜日は品川のカポスにて施術を行います。予約の際には「栗原希望」と告げて下さい。

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鍼灸の歴史を塗り替える衝撃の解析結果が出ました!
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ÍםÝ: 最先端の脳研究に参加する火曜日 毎週火曜日は、院のメンバーを引き連れて熊谷総合病院に出かけています。 ここにはMEG(脳磁図)というマシンがあります。脳から出る磁場を計測し解析することができます。世界でも数えられるほどしかないマシンで数億円するそうです。 fMR...

最先端の脳研究に参加する火曜日


毎週火曜日は、院のメンバーを引き連れて熊谷総合病院に出かけています。

ここにはMEG(脳磁図)というマシンがあります。脳から出る磁場を計測し解析することができます。世界でも数えられるほどしかないマシンで数億円するそうです。

fMRI(functional magnetic resonance imaging) が脳の血流を調べているのに対し、このMEGは脳の活動そのものを計測できます。しかも最新機種が熊谷総合病院にはあるのです。

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これまで癲癇(てんかん)の診断などに利用されてきたようですが、このマシンのポテンシャルは底なし。アイデア次第で活用の幅が無限です。このマシンをまるで玩具を扱うかのように使いこなしているのが、世界でも数少ないMEG専門家の鴫原先生です。世界をリードする脳の研究者です。溢れる好奇心のままに脳を調べまくっています。

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鴫原先生にサインを頼まれるというハプニング


脳科学の最先端研究が、私の職場(養気院)からわずか30分の距離で行われているのです。これだけでも興奮する話です。


がんの専門医がツボ研究に参入


このマシンで鍼灸のエビデンス(科学的証拠)が取れると考えたのが、がんの専門医である加藤容崇先生です。2017年末から、整動協会副代表の谷地一博先生(快気堂/北海道札幌市)と協力しMEGで鍼治療前後の脳を計測してきました(関連記事はコチラ)。

ツボとツボを外した所に鍼をして、脳の活動にどのような差が生じるのか調べてきました。その症例数は100を軽く超えます。現在もデータを収集しているので増え続けています。

1/1000秒単位で同時に160箇所の脳活動を計測するので、解析は手計算では無理です。コンピュータを駆使して行っています。その解析プログラムを作っているのが、毎年セミナーをやるために訪問しているスペインです。縁を感じずにはいられません。


鍼灸の歴史を塗り替える衝撃の解析データ


そのデータ解析の結果を本日、速報で見せてもらいました。24日のイベントでその一部を発表します。拙著『ツボがある本当の意味』に書いた内容を裏付ける結果で、興奮しています。興奮が冷めないままブログを書いています。

経絡の存在を信じている人も、信じていない人も、この解析結果は衝撃です。この事実が表に出たら、鍼灸の教科書を書き換えなければならない事態になるでしょう。鍼灸学校で学び始めた学生にとっては、刺激が強すぎる内容になると思います。

24日に「経絡とツボの正体」と題した出版記念イベントを行いますが、学生には衝撃が強すぎる内容になりそうです。申し込まれた方も、これから申し込もうとしている方も、覚悟をして会場に入ってください。

「経絡は信仰である」

私が拙著『ツボがある本当の意味』で伝えたかったメッセージは最初の一文です。「経絡」だと信じているもの正体が脳科学的に説明できるようになります。もちろん、全貌を明らかににはもっともっと実験する必要があります。ですので、私も本格的に研究に乗り出しています。

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MEG室で鴫原先生に鍼をするクリ助とそれを見守る加藤先生


鍼灸師が答えるべき、

「ツボとは何か」

という問い。

24日に一つの回答が加えられます。いや、一つだけではないかもしれません。

拙著『ツボがある本当の意味』(3/14発売)の出版記念イベントを3月24日(日)に東京(茅場町・日本橋)で行います。詳しい内容は前回の記事をご覧下さい。

出版記念イベント参加者募集(残り若干名)



◎日時:3月24日(日)1部 14:30~16:30/2部 17:30~19:30
◎対象:鍼灸師(+学生)、東洋医学やツボに関心が高い人
◎参加費:2,000円(1部のみ) 5,000円(1部+2部)
◎参加資格:特になし
◎定員:100名(残り若干名)

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お申込みは簡単です。当日現金払いも出来ます。
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鍼灸師と医師で解き明かす 経絡とツボの正体(イベント 東京3/24)
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ÍםÝ: 本日発売の拙著『ツボがある本当の意味』出版イベントを3月24日(日)に東京(茅場町・日本橋)で行います。 ◎日時:3月24日(日)1部 14:30~16:30/2部 17:30~19:30 ◎対象:鍼灸師(+学生)、東洋医学やツボに関心が高い人 ◎参加費:2,000円(1部のみ) 5,0...



本日発売の拙著『ツボがある本当の意味』出版イベントを3月24日(日)に東京(茅場町・日本橋)で行います。

◎日時:3月24日(日)1部 14:30~16:30/2部 17:30~19:30
◎対象:鍼灸師(+学生)、東洋医学やツボに関心が高い人
◎参加費:2,000円(1部のみ) 5,000円(1部+2部)
◎参加資格:特になし

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医師2名を招いて、鍼治療が引き起こす現象について意見交換を行い「鍼治療が効く理由」を学術的に探っていくという企画です。二人の医師は鍼灸の研究に携わるキレキレの現役医師です。鍼治療のメカニズムを解き明かそうと野心を抱いています。

二人の医師がどんな話を持ち込んでくるのか今から楽しみです。鍼の研究の最先端を知る事ができるイベントになることは間違いなしです。鍼灸師なら多くの刺激を受けると思います。

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1部-前半(14:30~)


記念講演では「新しいツボの探し方」をテーマに話します(約30分)。

私のライフワークは「ツボの発見」です。日頃の臨床の中で新しいツボを見つけて、それを理論の中に収めてセミナーで公開しています。既存のツボも取り上げていますが、新しいツボもたくさん紹介しているので、「どうやってツボを探しているんですか?」と聞かれることが多いです。

そこで、このイベントでは、

①新しいツボを見つける方法
②ツボの効果の検証方法


を解説してみたいと思います。

ツボを探す時には着眼点があります。たとえば、鎖骨の動きに関係するツボを探す時、「鎖骨がある動物には母指がある」という関係に注目します。すると、母指の範囲が絞れます。

次に、実際に何が起こるかを確認します。母指周辺に鍼をして、鎖骨周辺に変化が起こるかどうかで判断します。ツボは1ミリでも変わると、効果が変わるので正確に刺鍼をします。変化が出なければ、1~2ミリズラしたところに鍼をして変化の有無を観ます。

変化が起きたら、「たまたま」でないことを確認するために、何度も同じことを繰り返します。個人的に再現性が確認できたら、社内のスタッフの体で確認したり、スタッフに検証を頼みます。

この検証で重要なのは、繰り返しになりますがツボの位置です。きっちりミリ単位で決めておかないと検証になりません。

検証したものはセミナーで公開しています。有料で行っていますから、再現性には自信をもっています。と書きつつも、内心を告白すると最初に公開する時はちょっと不安です。

セミナーを受けた鍼灸師は、それぞれの臨床で効果を確かめます。「効果があった」という感想を効くまで安心できません。このようにして、一人の人間の思い込みでツボの位置と理論を展開しないようにしています。

とはいえ、科学的に実証できたとはいえません。客観的にするために実験にさらします。どんなに再現できても否定したい人はいます。「科学的な証拠はないんでしょ?」と言われて、勝ち誇ったような顔をされるのは嫌ですから。

講演では、未発表のツボを取り上げて、普段は言わない発見の着眼点と経緯を説明しようと思っています。


1部-後半(15:15~)


「整動鍼®ă€ăŽăƒ‡ăƒ˘ăƒłă‚šăƒˆăƒŹăƒźă‚ˇăƒ§ăƒłă‚’しぞす。

テーマは3つ。

①鎮痛のツボ ― 「動けば痛みが消える」という最新の鎮痛機序
②便秘のツボ ― 臨床データで物語るツボが内臓にもたらす作用
③ツボとは何か ― 脳科学とファッシアで探るツボの正体

①と②は、それぞれのテーマに応じたデモンストレーションを行い、それを裏付けるような研究やデータを医師二人に示してもらいます。

③の「ツボとは何か」は、どんな研究から何が分かっているのか、どんな研究をするとツボの正体がわかるのかを二人の医師と共に考えて行きます。

ツボの正体を探る研究は、鍼灸師だけでも医師だけでもできません。ここでの意見交換を通じて、私自身の課題も探したいと思っています。

世界でもっともツボの研究が進んでいるのは、この日本です。そう言えるのは、ツボの位置をミリ単位で正確に定義して実験しているからです。

ツボの正確な位置を定めていない実験は、「体内に金属が刺さると何が起こるか」を調べることになってしまうのです。知りたいのは「ツボを鍼で刺激すると何が起こるのか」なのです。

経絡の正体も重要なテーマです。古典に基づく鍼灸理論から経絡は外せません。にも関わらず経絡の正体はつかめていません。

ファッシアという体内の膜が関係しているという説が話題となっていますが、現時点では「経絡=ファッシア」とは言えません。ファッシアの機能によって、経絡が存在するかのように見えている可能性はあります。

テレビ番組で東洋医学や鍼灸の特集が増えていますが、出し抜ける企画です。


2部-交流会(17:30~)


整動鍼を体験しながら、皆さんと交流(おしゃべり)する時間をつくります。

学術的な1部に対して、2部の交流会は食事(ケータリング)をしながら、ざっくばらんに鍼灸やツボのことを話してみよう、という軽いノリです。整動鍼に興味がある鍼灸師や、これから鍼灸師を目指す人たちとお話したいと思っています。

もちろん、鍼治療や整動鍼に懐疑的な人も大歓迎。日々の検証や研究は、懐疑的な人のために行っているようなものなので、ぜひ足を運んで頂きたいと思います。参加資格はありません。鍼灸師でなくても大丈夫です。

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『ツボがある本当の意味』について 星が先?星座が先?
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ÍםÝ: 拙著『ツボがある本当の意味』(3/14発売)の見本が届きました! 鍼灸を受けている患者さん、これから鍼灸院に行こうと思っている人にもおすすめできます。もしかしたら、先入観のない一般の人の方が理解しやすいかもしれません。 この本の元ネタは、鍼灸師向けに連載し...
拙著『ツボがある本当の意味』(3/14発売)の見本が届きました!

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鍼灸を受けている患者さん、これから鍼灸院に行こうと思っている人にもおすすめできます。もしかしたら、先入観のない一般の人の方が理解しやすいかもしれません。

この本の元ネタは、鍼灸師向けに連載していた記事なので、出版社に話を持ち込んだ時に不安があったのですが、「これは一般の人が読んでも面白い内容ですよ」と予想以上の回答を頂きました。

ふだん、鍼灸師向けにセミナーをやっているので、一般向けに何か情報発信をしたいと常に思っていまた。その想いがついに実現しました。BABジャパンさんのおかげです。

決め手は、「従来の鍼灸の常識とまったく違う」という点でした。奇をてらったわけではなく、臨床の現場で必要なスキルをゼロベースで積み上げたものです。結果的に、学校教育で教える鍼灸とは、大きく異なるものになりました。

この本は、経絡とツボを切り離して考えることを提案しています。鍼灸理論(ツボ理論)の発展には、いったん古典(2000年以上前のもの)が説く理論を白紙に戻し、現象レベルで考えることが必要です。

従来、ツボは経絡上にある点であると考えられてきました。線路の上に駅があるように。でも、それは一つの考え方に過ぎません。オリオン座が、誰かが星を結んで描いたものです。

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オリオン座の上に、ベテルギウスがあるわけではなくベテルギウスの上に線が引かれたのです。星の光を見ることはできても、星と星を結ぶ線は見えません。星という光る現象があり、そこに意味付けをするために、線が引かれたのです。


経絡は目に見えない


経絡は星座と同じです。

「経絡現象」という言葉がありますが、実際には経絡現象は目に見えません。いっぽうツボには確かな感触があり、ツボが引き起こす現象は目に見えます。脳科学的なデータもしっかり取れてきています。

鍼灸を現象ベースで積み上げていく方が鍼灸を発展させます。現象ベースで積み上げる時、経絡よりツボを中心に考えた方が効率的です。ハッキリ言えば、経絡を調べるよりもツボを調べる方が賢いのです。

私がこの本で提案しているのは、「星座の線をいったん外して星空を眺めてみましょう」ってことです。でも、そんなに簡単なことではありません。

まず星(ツボ)がどこにあるのかを見定める感覚が必要です。ツボは目に見えないので、感じなければなりません。ソムリエが味で生産地と年代を言い当てるように、鍼灸師の感性もツボの位置を特定します。

その位置を特定したら、そのツボが引き起こす現象を拾い出します。たとえば、膝のツボに鍼をした時に腰のどこに変化が起こるかを探します。指先の感覚で筋肉の弾力性を感じ取ります(実際には筋膜の変化を感じ取っているのかもしれません)。さらに、私が取り組んで来たのは、その時に起こる動き(関節の可動性)の変化です。


ツボの特定と理論化までのプロセス


取り組んできたのは次の3つです。

①ツボ感覚を明瞭化し位置をミリ単位で定義する
②ツボ刺鍼による変化を追う
③②と動きの変化を照合する


さらに、

④ツボとツボの間にある関係性を探す

を加えることで、鍼灸に「整動」という概念をつくることができました。一番難しい仕事が④です。①②③ができることが前提だからです。①②③ができると、身体上で起きていることが視覚化できます。あくまでも感覚的な話です。

感覚的な話では理論化できないので④の作業が大事です。セミナーでは①と④で構成されています。②と③はとても時間がかかる作業なので、ここをショートカットし、結論(①+④)を伝えています。つまり、途中のプロセスは誰も知りません。

ある人が「クリ助ほどトライアンドエラーを繰り返している鍼灸師はいない」と言いました。その通りかもしれません。ツボによる効果を1つ1つ確かめていく作業は膨大です。臨床経験が長いだけではできません。

重要なのは記録を取り続けることです。先に待っているものを誰も約束してくれない状態で、記録を取り続けるのは孤独です。でも、その記録をもとに施術をすると患者さんが良くなっていくので、孤独より嬉しさの方が勝っていました。

こうしたツボを探すプロセスはセミナーでも見せたことがありません。セミナーの受講者の目的は結論ですから、そこに時間を割けません。

今月、出版記念イベントという機会を頂いたので、そこで話そうと思います。具体的な作業は実際に見てもらわないと伝わりにくいので、実演が一番かと思います。


経絡とツボの正体(出版イベント)



出版記念イベントを3月24日(日)を行います。鍼治療に明るい医師二人を招いて、ツボの正体についてディスカッションします。鍼灸師だけでは、ツボを客観的に説明できないと考え、私の感覚を解剖してもらおうと思います。

私が提唱した整動鍼が正しいかどうか、というのは科学的にまだわかりません。現時点で言えるのは、私が定義したツボの位置に刺激をすると、誰がやっても全く同じ結果が得られることです。

年間70日以上をセミナーに費やし、全国の鍼灸師にツボの位置と理論を提供しています。2017年からはスペインでも活動を始めました。習熟度が一定以上を超えると同じ結果が得られることがわかっています。こういう評判が伝わると科学的に検証できるのではないか、と考えられるようになります。

「ツボの位置が曖昧では実験にならない」

と考えるのが研究者です。

条件を限りなく同じにできる整動鍼は実験に最適なようです。しかも、1つ1つのツボで変化を確認できるので1本の鍼だけで実験ができます。何十本も鍼をして成果を出す方法では、刺鍼の刺激で起こる現象は調べられても「ツボとは何か」に迫ることは永遠にできません。

「ツボに鍼を1本して変化を確認できる」

ということが研究ではとても大事です。整動鍼が鍼の治効メカニズムに興味を持つ研究者から注目される理由はここに集約されています。

つづく…


予約注文始まっています。



◎出版記念イベント(講演・対談・実演)(3/24)


「鍼灸師と医師で解き明かす 経絡とツボの正体」
会場:FinGATE KAYABA(東京)
参加費:2,000円(1部)/3,000円(2部)
≫申込フォーム

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出版に際して(6)患者さんと鍼灸院をつなげる新提案
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ÍםÝ: ツボネットの思想と描く未来像 ツボネットは、「鍼灸の症例が検索できるツボ辞典」ということで試験運転を昨年から始めています。現在、症例数は700を超えています。一つのサイトにこれほどの症例が蓄積されていることでもスゴイことです。1000を超えるのは時間の問題です...
ツボがある本当の意味


ツボネットの思想と描く未来像


ツボネットは、「鍼灸の症例が検索できるツボ辞典」ということで試験運転を昨年から始めています。現在、症例数は700を超えています。一つのサイトにこれほどの症例が蓄積されていることでもスゴイことです。1000を超えるのは時間の問題です。

ツボネット_全国の症例数



現時点では、参加鍼灸院が少ないのが課題です。もっともっと増えないと目指す利便性に届きません。とはいえ、急ぐと症例の質が担保できなくなるので、現在は少数の鍼灸院と基盤づくりをする時期であると割り切っています。

今年の春には軌道に乗せる計画ですが、中長期的な視点で運営していいます。

5年後には、300以上の鍼灸院が参加し、10000症例が検索できる未来を描いています。これだけの数が揃っていると、データベースとしての価値が高くなります。データという資産を活かしてさまざまな取り組みができます。

症例が集まっていると、「鍼灸は何に効く?」という疑問にも簡単に答えられます。各鍼灸院ががんばって、適応症状を説明するより、一ヶ所に集めてしまった方が効率が良いです。手が空いた分だけ鍼灸院が一番重要な仕事(技能の研磨や専門知識を蓄えるなど)に専念できます。


ツボネットは鍼灸院が育てる


ツボネットは、鍼灸院がアップする症例によって支えられ成長していく仕組みです。クチコミサイトがクチコミによって成長するのと似ています。

突発性難聴の症例


ですから、ツボネット成長の鍵は鍼灸院が症例提供に参加したくなる仕組みにあります。症例を提供した時のリターンが具体的にイメージできなければ参加してもらえません。そのリターンとは、得意な症状に患者さんが集まりやすいことです。

なぜ、そう言えるのか、一般の訪問者のメリットを説明すると全体象が見えてきます。


鍼灸の効果がわかる


提供された症例は、データベースに格納され、グラフ化したり、統計処理したり、価値を付加して閲覧者に届けます。鍼灸がどんな症状に効果があるのか、各ツボがどんな症状に使われているのか、各症状にどんなツボが使われているのか、データとして知ることができます。

新ツボも含まれているので、鍼灸師が知らないツボも時々出ています。たとえば、地天や精霊。

突発性難聴に使われたツボ


鍼灸を利用しようか迷っている人は「自分の症状に対して効果があるのか」と思っているはずです。その問いにデータで答えるのがツボネットです。症例を参考にした決断ができます。

鍼灸を受けようと思っていても、なかなか一歩が踏み出せない人は効果に関する情報が明瞭でないからだと考えています。けっして安くない鍼灸院の料金(保険が適用されないので仕方ないのですが...)。誰でも、効果がわからないものに、時間とお金はかけられません。

もちろん、ツボネットの情報が完全に客観的とは言えません。症例はプライバシーに触れるものは入れてありませんから、ごまかそうと思えばごまかしができます。しかし、そういうインチキは滅多に起こりません。

なぜなら、架空の症例を書くのは、本物の症例を書くより難しいからです。やってみるとわかりますが、架空の症例を書くことは豊かな想像力が必要です。
症例を登録する際には、「使用したツボ」を登録する必要があります。理論的に説明しにくいツボは同業から怪しまれます。実は、裏側で互いの症例を評価し合う仕組みが働いています。ズルすると損するように設計しています。


鍼灸院のリターン


症状と提供している鍼灸院は紐付けされます。症例をアップした鍼灸院ほど露出が増えます。患者さんは、たくさんの症例を持っている鍼灸院を選びたくなると思います。数だけの勝負にならないように、同業から高く評価された症例ほど目立つように設計しています。

各鍼灸院は、症例以外にもアピールしたいことはたくさんあるでしょう。しかし、そこにボリュームを付けてしまったら、一般的なポータルサイトと違いがありません。あえてクチコミも掲載されません。鍼灸院の雰囲気や印象よりも、院の実績や実力を見てもらうコンセプトです。

鍼灸院にしてみると、院の情報の前にワンクッション入るので、遠回りしているような気分になるかもしれません。でも、患者さんに信用され安定した経営を実現するための、一番の早道にになると信じています。私の信念です。もちろん、この方法で結果は出ています。

毎年毎年、集客ツールと言われるものがリリースされていますが、患者さんが求める本質を理解する、という軸がなければ、経営はトレンドに流されてしまいます。


宣伝しない方が信用される


広告にお金をかけて割引などを効果的に使えば、患者さんを引き寄せることができるかもしれません。でも、信用を集めることは難しいかもしれません。広告はできるだけ地味な方がよいと思っています。何にもしなければ、存在そのものを知ってもらう機会がゼロになって、そもそも経営していけません。

いろいろな人がいますから、全ての広告が悪だと考える人もいます。このブログも「どうせ広告目的で書いているのだから信じられない」と言われることもあります。でも、その言葉を真に受けたらどんなサービスも生まれてきません。

要は、情報の誠意があるかどうかだと思います。

私の誠意はツボネットに込めました。宣伝という意識を捨て、ありのままを伝えようとしています。鍼灸院の実際が分かれば、必要とする人が現れてきます。行きたいと思った時に、迷わないように必要な情報が見つかりやすいように設計しています。

こうやって鍼灸の実際を伝える活動をしているのは、鍼灸には現在の医療の弱点を補う力があると思うからです。鍼灸院で患者さんを診ていても思いますし、病院内での施術する時にも感じます。


ツボネットの使い方


一般向け

ツボネットに悩みの症状を入れてみてください。地域を絞ることもできます。検索ワードに関係する症例の一覧が表示されます。同時に日本地図が表示されるので、症例を提供した鍼灸院の地域と院名がすぐにわかります。

検索ワードに病名や感覚(ビリビリやチクチクなど)を入れても大丈夫です。一致する症状が表示されます。700件以上の症例があるので、ご自身にそっくりな症例が見つかるかもしれません。

突発性難聴で検索


マニア・プロ向け

担当している患者さんとそっくりな症例を探して施術のヒントにすることができます。使われているツボを試すこともできますし、理論的な背景を想像して、見立てを鍛えることもできます。

ツボネットのツボマップは精細です。人体図をつくるだけで半年かけています。精細なツボマップを見るのは利用登録(無料)です。症例をアップしている鍼灸院は、さらにマップをフル拡大できるのでミリ単位で位置を確認できます。


ツボの統一規格を目指す


本来はすべての鍼灸院に参加資格がある良いのですが、現実はそうはいかない事情があります。鍼灸師によって、ツボを選ぶ理由もツボの位置もバラバラだからです。もちろん、それを統一しようという業界の動きはありまして、WHO(世界保健機関)でも、規格づくりをしています。

ただし、その位置にエビデンス(科学的根拠)があるわけではありません。その位置に疑問を持ってもよいのです。むしろ、何の疑問を持たずに従ってしまってはツボ理論は発展しません。

私はWHOに依存しない規格を提案しています。提案しているツボの位置はすべての再現性がある位置です。個人的な趣向やクセを極限まで排除し、誰がやっても同じ変化を引き起こせるツボのみをツボネットで扱っています。

整動協会が普及に努めている整動鍼の症例がツボネットにアップされています。鍼灸業界の統一規格というわけではありませんから、現時点では「勝手な規格ですよね?」と言われた時に否定はできません。。しかし、こうして同じ規格の症例が集まれば、世界規格と言えなくても意味は見えてきます。正式な実験によって証拠をつかもうとする時の手がかかりになります。

間違いは正して、より妥当な位置に修正しなければなりません。間違いあるという結論に至るためにも、情報を集めて整理した方がよいでしょう。最終的なゴールはエビデンスを伴う統一規格です。ツボネットがきっかけになれば嬉しいです。


◎出版記念イベント(講演・対談・実演)(3/24)


「鍼灸師と医師で解き明かす 経絡とツボの正体」
会場:FinGATE KAYABA(東京)
参加費:2,000円(1部)/3,000円(2部)
≫申込フォーム

Twitterもやっています。
https://twitter.com/kuri_suke

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