いざ!腰痛退治!! 技のポイントはぞうきんしぼり!?

こんにちは!

新入社員の吉岡です。

今回のセミナーのテーマは腰痛

5/14〜5/15に品川にある姉妹院、はりきゅうルームカポスにて栗原院長主催の技術セミナー「活法基礎腰痛編」が開催されました。

今回で2回目の参加となる活法セミナーですが、前回のブログでも触れているように、院長がやっているのは簡単そうに見えるのですが、いざ自分でやろうとするとかなり難しいんです。

前回の記事はこちら http://yoki-in.com/blog/uncategorized/20693/

ただ、前回のセミナーを終えて、活法という技術の治療効果の高さに衝撃を受けたので今回の参加もとても楽しみでした。

 

今回の内容では腰痛に対する技が9つもあり、それらの技を2日間でマスターできるようにたくさん練習します。

 

今回の参加者はほとんどの方が前回からの継続だったため、普段なら初日の午前中に活法とはなんぞや、というところの説明からセミナーがスタートするのですが、それが出来ません。

「こうなったら実技の時間を増やそう!」と栗原院長からの一言。

活法の技は一つ一つ感覚を掴むことが大切なので、今回は午前中から練習時間を設けることになりました。

お互い自己紹介をし、軽く挨拶をしたら、いざ実技スタートです。

 

新しい技に苦戦

今回の内容では、技をかける時の回転の軸に苦戦して何度も同じ技を繰り返し行いました。

回転の軸が大きな円を描くものなのか、それとも小さな円を描くのか。どのくらいのサイズなのか理解するのに時間を要しました。

 

今回の技で大腰筋という歩行時によく使われる筋肉に対してアプローチをする技がありました。

この技をかけるときに特に必要だったのが「螺旋」を意識した回転でした。

うつ伏せの状態で、股関節を支点に足を内側に捻ってもらい、行けるところまでひねったら、今度は術者側が今ひねられている方向とは逆の方向に抵抗をかけていきます。

この時、術者は相手の足の指先に近いところを持っています。

 

しかし、どうも回転が大きな円になってしまいうまく技が決まりません。

他の受講者さんもこの技に一番手こずっていました。

 

「回ったものを回し返すだけ。」

 

一見簡単そうに聞こえると思うのですが、やっぱり口頭の説明だけでは難しいのが、活法の技の特徴。

ここで僕は閃きます!!

「螺旋……」「あ! ぞうきんしぼりだ!」

 

ぞうきんを絞ったらあれは完全に螺旋ですよね。

ぞうきんしぼりの回転を意識しながら技をかけてみると、「そう! それだ!!」と技を受けた院長からの一言。

 

本当にちょっとしたことを意識しただけで、みるみる技術が上達しました。

 

技をかけるときは一点を見つめないこと

それともう一つ。

活法の技全体を通してとても重要だと思ったのが、一点に注目しすぎないということです。

技をかけるところに注目しすぎると、本来の目的であるところがわからなくなってしまい、うまく技がかけられなくなってしまいます。

先程書いた技も、股関節を支点にしていることから、そちらに意識を向けなくてはいけませんが、どうしても足首に注目してしまい、本来の目的を無視してしまっていました。

 

今自分がかけている技はどこを狙っているのか、ということをしっかりと意識することが大切だと実感しました。

最後は明日を見つめてパシャリ。