スペインセミナーレポート(6) スペインの北の地で科されたミッションとは。

小堀です。

前回(その5)のおさらい

院長を迎えてのセミナー後半戦2日間は大盛況に終わりました。

そしてその翌早朝。何をしに行くかもわからないまま、寝ぼけ眼をこすりながら、スペインの北の地「サンタンデール」へと向かいます。

判明した新たなミッション、そして出発時間。

前日、スタッフ陣でセミナーお疲れ様の宴を開きました。

宴の最中・・・院長に連絡が入り翌日のスケジュールが全員に伝えられました。

目的地は「サンタンデール」というスペイン北部の地。ここに最先端の研究機器があるとのこと。

ここでスペインの最先端の科学者と実験をしてみようというのが目的でした。鍼をするのは院長。結果を出さなくてはならないためプレッシャーがかかります。

そして、家を出る時間は朝の5:00。朝の、5:00。

まじっすか…

えっと、つまり何時に起きればいいんでしょうか。とにかく早く起きなければならないことはわかりました。

のんびり生ハム食ってる場合じゃなかったんですね。

この後、皆で早く就寝しました。

向かうは北の地、サンタンデール

翌朝5:00。全員なんとか荷物をパッキングして、セミナー期間中お世話になった場所に別れを告げることができました。

もちろん、まだ真っ暗です。ここからタクシーに乗って空港まで向かいます。

こちらのタクシーはどんな時間でもかっ飛ばして目的地まで向かってくれるので、ある意味安心。ある意味不安です。

そうこうしているうちに空港に到着しました。このとき時間は6時過ぎ。

ここから飛行機に乗って北の地、サンタンデールに向かいます。

ここでも発見の方法がわからない我々一行はさわこさんのお世話になります。ありがたや。

 

そして飛行機に乗り、綺麗な朝焼けを見ながら出発!

朝早く起きたので、機内ではしばらくの休息をとることにしました。おやすみなさい・・・

サンタンデールってどこ?

目を覚ますことには目的地に到着していました。

『さっきから「サンタンデール」ってめっちゃ言うけど、なんだよそれ?』という声が少し聞こえてきそうなので・・・

バルセロナとの位置関係はこんな感じ。

バルセロナからだいたい1時間くらいの距離です。物価も安く、人口密度も低く、時間の流れがゆっくりしている街です。サンタンデールの街なみは、また今度お届けしますね。

 

さて!サンタンデールにつきました。最新の研究機器がある場所に移動です!

あ、秋澤さん気づいてくれた。ポーズありがとうございます。

そして、オレンジのベストを着ている彼がキーパーソン。サンタンデールでのガイドをしてくれます。

 

どんな研究をしたの?

今回の舞台はこちら。

ここに最新鋭のエコーがあります。

通常のエコーは陰影のみが表示されますが、このエコーはさらに硬さが色別で表示されるのです。

機器はどんどん進化していきますね。

これを使って施術前と後の状態を比較します。被験者となってくれたのは、先ほどのガイドの彼のお父さん。

肩が上がらないそうです。

栗原院長、早速鍼をします。

そして直後の患部の状態を確認。

この短時間で膨大なデータを取るため、今回は残念ながら直後にわかることはありませんでした。

今後、研究室にもっていき詳しく解析をするそうです。いい結果が出るといいな。

栗原院長、いつもの癖で直後の症状の変化を確認するように働きかけます。

めっちゃ・・・

いい!!

お父さん、機嫌がMAXになり「これで今夜の晩御飯は安心だな」と言ってくれました。

晩御飯あってよかった。院長、ありがとうございます。

更なる研究

まだまだ可能性に満ちた研究。何がわかって何ができるのかを研究者や機器メーカーの人とすり合わせなければなりません。

栗原先生は過去5回に渡りスペインでセミナーを開催した経験を生かし、自分は何ができるのかを流暢なスペイン語で説明します。

研究者たちも真剣な眼差しで話を聞いてます。

・・・というのは冗談で、ちゃんと通訳をしてもらってます。

来年以降もスペインに行く予定になっている院長。更なる研究の可能性に期待です。

 

さて、スペインでのミッションは全て完了しました。明日はいよいよお楽しみの観光です!

サンタンデールにはとびきり美味しい魚介があり、とびきり綺麗な街並みがたくさん広がっています。

スペインレポート最終回はその様子をお伝えしていきます!