小堀です
前回(その6)のおさらい
サンタンデールでのミッションを終えた一行。実はミッションの前にも少し観光をしていました。
サンタンデールでのスケジュールとしてはこんな感じ。
今回の記事は表のオレンジ部分のお話です。サンタンデールの美しい街並み・美味しい海の幸をご紹介します!。(今まで以上に写真が多くなります!)
到着してまず食べたのは・・・
サンタンデール空港に到着しました。
到着したはいいものの、朝5時にバルセロナを出てから何も食べていません。一行はお腹ペコペコ。
そこでガイドの彼が連れて行ってくれたのは地元の有名なレストランです。
ここはジャガイモ入りのスペインオムレツが有名なお店。
ここでは色々なトッピングが楽しめます。
小堀が選んだのは・・・
生ハムのトッピングです。他にも色々あったんですが、生ハムです。
生ハムの濃厚な風味とオムレツが絡み合って非常に美味しかったです。
サンタンデールの沿岸を散歩
朝食を済ませた後は、車で沿岸をドライブすることになりました。
こちらの砂浜は少し白い色をしていて、とてもサラサラしていました。
砂浜ではノーバンテニスのようなスポーツをやる人たち。この砂の上だと、足の裏も気持ちいいかもしれませんね。
ワイワイやるスポーツなのかなあとか思ってのほほんと見ていると、オレンジのシャツを着た奥にいる人がナダル顔負けのフラットサーブを打ち込んでいました。
国王がサンタンデールに建てた城
ガイドの彼が結婚式を挙げた場所として教えてくれたのがここ。
かつてのスペインの国王がこのサンタンデールを避暑地として気に入ったとか。
そこで建てられたのがこの城だそうです。今では様々なイベントを開催する場所として利用されています。
建物の色使いがいかにもヨーロッパな感じがして、観ているだけでわくわくします。
サンタンデールの海の幸を食す
ここ、サンタンデールは海の幸がとても有名です。
しかし小堀、魚介類が基本的に苦手…自分から好んで食べることはありません。
そんな中でサンタンデールでの海の幸を食す機会がきました。いろんな意味でドキドキします。
ドキドキしている中、まず出されたのは
このパン。レストランに来ると必ず出されるようです。日本でいうお通しみたいなものですね。
そして、注文したオレンジジュース。いや、美味いんですよ。何度でも飲んじゃうくらい美味いんです。
次に出てきたのはサンブリーニャスといって、ちびホタテのことです。
こちらのホタテはどんな味かなとドキドキしながら食べると…
それはもう、旨味のオンパレードでした。旨味が渋滞していました。
小堀が苦手な海鮮独特の臭みはゼロ。美味しすぎて目がキラキラしていたと思います。
そして、スペインの料理といえばみなさんアレですよね。
そう、パエリアです。これが、パエリアです。バルセロナでも食べたのですが、サイズ感と具の量がその比じゃありません。
米が見えなくなっているほどの具が乗っているパエリアとか、見たことがありません。オイサー、オイサーとでも言いながらオマールエビを載せているのでしょうか。
味は申し分なく、美味しかったです。海鮮のエキスがお米に染み込みわたっていました。
ちなみにサンタンデールの人たちはここまでが前菜だそうです。何を言っているか全く理解できなかったので、とりあえず締めるためにデザートを注文することにしました。
オススメのデザートがあるそうなので、それに乗ってみることにしました。
えっと、ファミレスとかでやったら夢のようなやつですよね。これ。(いや、腹いっぱいなんだって。)
いや、デザートも美味しかったですよ。美味しかったんですけど、このあと30分くらい動けなくなりました。
まだまだ食べる、海の幸
驚く量のお昼を食したあと、一行はエコーの実験に向かいました。そこでの出来事は前回の記事に記した通りです。
そして実験が終わり時間は夜。みんなでどこかに夜ご飯を食べに行くことになりました。
しかし、一行はお昼にものすごい量を食べたためか、そこまでお腹空いておらず…
そんな様子を見た彼は「じゃあ、ちょっとだけ食べに行こうか!」と提案してくれました。
ここでも定番のパン(お通し)は出てくるようです。
そして、この場所でいただいたのは見た目はちょっとアレな…
亀の手。スペイン語でペルセベスというそうです。食べれるところはちょっとしかありません。
この亀の手。こちらでも常にあるわけではない高級食材。お昼のうちに実は用意してくれていたようです。滅多に味わえないものをいただけて、感謝。
1日目はこの晩御飯の後、一行はガイドしてくれた彼の家に帰り、床につきました。
スペインの家には〇〇〇がある
翌朝、起きてキッチンへ向かうとこんな光景が。
自動オレンジ絞り機です。スペインの家庭には一家に一台あるのでしょうか?
朝から生搾りオレンジジュースをいただけることになって、院長大歓喜。
からの
また生ハムです。しつこいほどに生ハムです。小堀大歓喜。硬いパンと一緒にいただきます。
ちなみに手前は「ソバオ」というこの地域の伝統お菓子。カステラみたいな味がしました。
奥にあるのは名前忘れてしまいました。すみません。
国家遺産指定の村、バルセナ・マジョール
朝ごはんを済ませて、この日は何やら素敵な村を歩くということになりました。
どんな村なのだろう?と期待に胸を膨らませながら移動。
到着すると、そこには素敵な街並み・景色が広がっていました。
石造りの景観。
広い土地を使って放牧もしています。
ここでは乗馬もできるとのことだったので、せっかくだから乗っちゃいました。
多分20年ぶりくらいの乗馬です。馬の背中に乗りながら感じる空気は、また一段と気持ちいいものでした。
サンタンデールでの最後の食事
サンタンデールでの時間も残りわずかとなりました。
本当に食レポみたいな、食べてばっかりのブログになっていますがこれで最後なのでご容赦ください。
また会う日まで
この後飛行機でバルセロナを経由して日本へと帰り、初のスペイン滞在を終えました。
非常に充実した1週間。25年間生きてきた中でも印象的な1週間でした。
初めて踏む土地、初めて会う人々、初めて見る景色、初めて食べる料理。どれもワクワクでした。
そして何よりも嬉しかったのは、自分と同じ技術を共有できた結果大喜びしてもらえた4日間のセミナー。
セミナー期間中は緊張感でいっぱいでしたが、終わった時の受講生の皆さんの笑顔を見ると心の底から喜びが溢れてきました。
母国語同士で会話ができないのに、一緒に喜びあったり何かを共有できたときって本当に嬉しいんですよ。
そんな素敵な気持ちを体験してくることができたスペインでの1週間でした。