勤務3日目 診療の合間に起きたセミナー中止連絡のドタバタ劇

佐藤章代です。

勤務3日目。

昨日の北海道地震によって、新入社員研修の状況は一変しました。

明後日に控えた、栗原院長が代表を努める整動協会主催の活法セミナーの開催地が北海道だったからです。朝7時、やっと札幌にある整動協会の谷地副代表の鍼灸院の電気が復旧したと連絡が入りました。

今日の午前中までに北海道セミナーの開催の合否の決定を下さなければなりません。

診察の合間のわずかな時間。

谷地副代表からの「会場の確保ができない」との連絡を受け中止の発表をする準備です。

 

一斉に受講者からの質問が出ないように慎重に言葉を選びながら、メールと交流会への投稿内容を決めています。

 

既に事務局の作業として小堀先生が下書きを書き終えてました。

時間が無いので、栗原院長は「要点だけ伝える」と光山副院長と小堀先生へ指示。

光山副院長が宿泊施設と航空チケットのキャンセル対応や受講料の返金についてなど調べます。

 

ものすごい速さで文章を入力する栗原院長のタイピングの音が緊迫感で包まれていました。

 

 

セミナーの受講者は3か月前から予定を空け、申込みのスタートの前からパソコンや携帯とにらめっこ、スタートと同時に申し込み、「申込みを受け付けました」の画面が出るまで、気を許せません。

この期を逃したら、半年か1年待ち…受講歴の長い私は毎回「今度、いつやるんですか?」とアンケートに書いてました。すみません。

 

セミナーを開催できないということは、活法や整動鍼を伝えられないということです。

診療の合間を見つけながら何日もかけて準備してセミナー直前まで修正を加えて当日を迎えます。でも自然の猛威に抗うことはできません。主催者側の大変さを知る一日となりました。