北京冬季オリンピックの選手も鍼治療を受けている

こんにちは。副院長の岡本です。

 

北京で開催されている冬季オリンピックもそろそろ終わりに近づいてきています。

冬季オリンピックといえば、わたしは長野オリンピックを熱心に見ていた記憶があります。ちょっと前に長野に行ったときに、当時のスピードスケート会場だった「エムウェーブ」の近くを通りかかり「ここがあのエムウェーブかぁ……」としみじみした気持ちになりました。

そのエムウェーブでスピードスケートの金メダルを獲得した清水宏保さんは、今はリハビリや介護、そして鍼灸など、医療にかかわる事業を手がけておられるそうで、普段それほどスポーツに接点のないわたしも、ちょっとした親近感を抱いております。

(こちらのインタビュー記事がおすすめです。金メダリストのものすごい努力の一端を知ることができます。 https://www.crossover-sports.com/articles/462

 

アスリートと鍼、という組み合わせも、もはやまったく珍しいことではなくなりました。

短いですが、こんなニュースを目にしましたので紹介します。

http://www.dzwww.com/xinwen/guoneixinwen/202202/t20220213_9811473.htm の記事を翻訳)

「鍼灸・推拿が選手村で大人気」

北京冬季五輪の選手村には、1500平米の敷地に整形外科、リハビリテーション科、眼科、中医科をはじめとする18の診療科が置かれている。

その中でも、鍼灸、按摩が選手の間で人気になっており、数多くの代表選手が鍼灸、推拿や耳ツボ療法を体験しにきており、競技中のケガや不眠、不安などの改善に役立てている。

医療者が防護服を着て施術しているのが、なんかすごい光景。絶対に選手に感染させないという強い(強すぎる)決意を感じます。

 

養気院にもアスリートの方や、趣味でスポーツをやっている方が大勢いらっしゃっていますし、小堀くんはスポーツ関連の難関資格である「アスレティックトレーナー」を持っております。彼はスポーツ大好きなので、北京五輪も熱心に観戦しているようです。

競技中に起こった身体の問題は、ぜひ彼に相談してみてください。

日本代表の中にも鍼灸師のトレーナーを帯同している方が増えてきているようで、鍼の活用の幅が広がっていることを頼もしく思っております。