ボクが養気院で働くことになった理由(1)

鍼灸師の小堀です。

今回からは、養気院との出会いやなぜ入社したのかについて記事を書いていこうと思います。

 

整動鍼との出会い

小堀が専門学校2年生の時に遡ります。

当時、学校の課題で手一杯だった小堀は卒業してからのことを考えていませんでした。

そんな中、周りのみんなは

「あそこの治療院の先生、すごい上手だった!」「あの治療院、思った雰囲気と違った〜。」

と、実際に治療を受けに行く人がたくさんいました。

そんな姿を見てしまうと、焦ります。

どこか勉強になる治療院はないかと、インターネットをあさっていると、「花粉症専門」の文字。養気院の姉妹院・カポスのホームページです。

 

 

頭痛、目まい、肩こり、花粉症、鼻炎…自分のことを言われているのかと思いました。

そうして治療を受けてみたのが整動鍼との出会いです。

 

鍼ってすごい

鍼灸学生の中には、入学前と比べて鍼灸は思っていたほど効かないのかもなんて感じている人もいるはずです。

小堀も鍼のポテンシャルって思っていたよりも低いのか、なんて思っていた時期がありました。

 

鍼灸学校の学生には、イメージしていた効果を実感できなくて鍼灸に疑問を抱く若者がいます。小堀のことです。

そんな時にカポスの治療を受けました。そこで感じたのは今まで知らなかった鍼の可能性です。

それまでに受けた治療の中で、最も鍼の数が少なく、最も刺激が弱かったにも関わらず、最も治療効果を感じました。

「鍼ってすごいんだ。」

自分が鍼灸学校を志した頃の気持ちを思い出しました。

こんな鍼ができるようになりたい。カポスのことが頭から離れなくなってしまいました。

 

 

整動鍼、誕生。

カポスで初めて治療を受けたのは2014年。まだ、「整動鍼®」と名付けられる前のことです。

カポスのことを気にしながらも学校で勉強を続けていると、Facebookに

「整動鍼に改名します。」という記事が。

読んで字のごとくに捉えた小堀は、「あの魔法のような鍼で動きも変わるんだ!」と鼻息が荒くなっていました。

学生の時にバスケをやっていて怪我をした時にお世話になったのが鍼灸。

「その鍼灸でアスリートをケアできるようになりたい!」という気持ちで鍼灸学校に入ったからです。

 

しかしながら、整動鍼をなかなか学べずにいました。

過密な学校のスケジュールでは時間を作ることができず、(もちろんバイトもしていないので)セミナーの費用を払えませんでした。

そうして卒業後、もともと興味のあったカナダへ1年間滞在することになりました。

海外にいるにも関わらず、帰った後のことを考える日々が続いていました。

 

その理由は…(つづく)