社内研修は気付きを共有する場でした。

新入社員の佐藤章代です。

 

先日、初の社内研修に参加してきました。

姉妹院のカポス(東京都/品川駅)と合同で研修が月に2回あります。

毎日、カポスのスタッフとは社内SNSで密に連絡を取り合っていますが、わざわざ集まって、ミーティングしたり、技術練習をしているのには訳があります。

SNSのやり取りだけでは伝わらない細かいところまでを確認するためです。患者さんに提供できる治療や情報をより質の高いものが提供できるようにするにはどうすればいいかということを常に考えているので、SNSのやり取りだけでは伝えきれないのです。

 

細かいところまで気を遣うには訳がある

社内研修ではちょっとした「疑問」や「分からないこと」がないようにするためにお互いに知識を共有します。技術のことはもちろんですが、患者さんの受付システムを新しく導入してみてのメリットとデメリットや地図の案内表示をもっとわかりやすくするにはなど、業務内容全般に関することです。

 

 

「自分自身が来院しやすい環境も整えたい」という思いから、患者さんに気付かれないようにちょっとした「気付き」を掘り下げていくことが研修の内容になっています。

例えば、原因を特定するための色々な検査方法があります。いかに患者さんが緊張せずに本来の可動域を調べられるか。やり方次第で可動域が変わってしまうからです。いかにスムーズに患者さんの足を持ち上げられるか、手の角度や力加減のコツをつかんで臨床に活かします。

私も今まで意識してやっていたつもりでしたが、自己流になってしまっていたので、再確認の大事さが身に沁みました。

 

昼休みを長めに取るのは顔を合わせて話したいから

昼休みが1時間半と長めだなと思いました。カポスのスタッフと栗原院長が顔を合わせて話す機会が限られているので敢えて長めにとっていると、光山副院長が教えてくれました。

群馬にある養気院と東京の品川にあるカポスは、電車で移動すれば2時間の距離があります。いくら毎日、密に連絡を取り合っていても、顔を合わせて話す情報量には勝てません。栗原院長がスタッフのちょっとした変化や考えていることを大切にしていることがうかがえました。 

 

社内研修に参加して思ったこと

栗原院長には大切にしていることがあります。さらにスタッフの「気づき」を加えて、それを全員で共有します。こうした積み重ねを習慣としてやっているから、現場で当たり前にできるのだと思いました。

一人では気付けないことをチームで補ったり、問題を指摘し合ったりできるのは、そこに信頼関係があるからだと思いました。

私は何か所かの治療院を勤めてきましたが、これほどお互いに高めていける環境はないと思いました。私も早く現場に慣れてスタッフの皆さんと高め合える存在になりたいです。