山崎航生は鍼灸師になる前になぜ柔道整復師を目指したのか

鍼灸を勉強する前は、柔道整復師の勉強をしていました。

今日はそんな僕がなぜ最初に柔道整復師を選択したかというお話です。

初めての接骨院

僕は小学4年生の頃から柔道を始めました。

小さい頃から頻繁にケガをする子で、そんな僕が柔道を始めたものですから、それはそれはケガの絶えない日々でした。

中学生になった頃、柔道の師のすすめで、家から自転車で5分ほどの距離にある接骨院に通うようになりました。

その接骨院は、大きな道路に面しているにも関わらず、なぜか静かで穏やかな時間が流れていました。

先生から得たもの

自分で書くのも恥ずかしいのですが、柔道の経歴を積むにつれ戦績良くなり、県の代表強化選手に選ばれる程にまで強くなりました。

それに伴い、師や周囲の期待も高まり練習の激しさも増し、院に通う回数も増えていきました。

 

先生はよく、施術中に居眠りをしていました。

施術する側となった今では施術中に居眠りなんて考えられませんが、当時僕には居眠りの風景は心落ち着く大切な時間でした。いつも「最近どうだ?」から始まる何気ない会話は、どんな治療法よりも効果のあるものでした。

通い始めて2年が経つ頃、先生の施術風景から気づかされたことがあります。

先生が日々接しているのはケガや症状ではなく、それらに悩まされている「僕」だということ。「不調」ではなく「不安」を相手にしているということです。

 

「なぜ柔道整復師なのか」と問われれば、正直なところ自分でもわかりません。が、もしかすると心のどこかで、「お世話になった先生に一歩でも近づきたい!」と柔道整復師の道を選んだのかもしれません。

ケガや症状を相手にするだけでなく、「安心を与えられる医療従事者になりたい」という目標のはじめの一歩が柔道整復師だったわけです。

と、ここまで読んで「じゃあ鍼灸師はなんで?」となるかもしれませんが、それはまた今度に…。