院長の栗原です。
今年も大型連休が終わりましたね。当院としては、カレンダー通りに営業していたわけですが、連休に入ったばかりの5月1日(日)は、みんなで軽井沢に行ってカーリングをしてきました。
会社の遊びサークルがカーリング体験を企画してくれたので軽井沢まで行ってきた!
今どき家族参加OKは珍しいでしょ。この雰囲気がチームワークいい秘密かな pic.twitter.com/4tRDdgtBsB
— クリ助@鍼灸の遊び方 (@kuri_suke) May 1, 2022
なぜカーリング?
色々な選択肢がある中でカーリングになった理由はわかりません。うちの院では、レクリエーションなどの企画は私以外のスタッフが立案して、私はそこに乗っかる立場なので、理由は発起人に聞いてみないとわかりません。たぶん、やりたかったんでしょう。それだけだと思います。
東京のスタッフも参加してくれました。しかも家族も参加OKです。今の時代に珍しい家族ぐるみの付き合いです。昭和、平成、令和と時代を駆け抜け昭和に戻ったような雰囲気です。周りを見ても、休日にスタッフが集まってしまう鍼灸院はないので奇跡のようです。
私は院長として現場の責任者でありながら経営者でもあるので、スタッフへに圧をかけていないかと不安をいつも抱えています。仮に遊びであっても私から誘えば意味が違ってきますのでなかなかこちらからは歩み寄りづらいというのが本音です。だからいつも受け身なんです。経営者とは孤独なものです。
だから、こういうスタッフの企画に混ぜてもらえるのは嬉しいことです。あんまりこういうことを書くと、これが圧になるのでこれくらいにしておきますね。
カーリング体験
カーリング場に着きました。かっこいい〜。あいにくの雨でしたが室内なんで問題なし。
申し込んだのは「カーリング体験」です。インストラクターがやさしく指導してくれるはずです。一人も経験者がいなかったのでありがたいサービスです。専用の靴を貸してくれます。ブラシも貸してくれます。
カーリング施設に入ると、自分用ブラシを持っている人がいて、すぐに「やってる人だなぁ」ってわかります。会場と溶け込んでいてオーラは見えませんが、違うオーラが見えた気がしました。悪い意味ではないですが、よそ者感が新鮮でした。
年齢を重ねれば重ねるほど、よそ者感が怖くなりますよね。わかりますよね? たぶん一人だったらカーリング体験行っていないと思います。そういう意味でも、体験する機会を与えてくれたスタッフに感謝です。
体験時間は1時間半です。あっと言う間に過ぎ去ることは容易に想像できます。準備運動からはじめ、転ぶ練習もします。個人的には転ぶ練習が楽しかったです。自ら転ぶ機会なんてありませんからね。氷の上をツルーと滑る感覚はサイコーでした。
ちなみに、カーリングの氷というのは、真っ平らではなく表面がつぶつぶしているんです。接触面積が少なくないのでよく滑ります。
いよいよ、靴の滑り止めを外します。外すと片足がツルツルどこまでも滑っていきます。私は右利きで左足が軸足なので軸足をツルツルにしました。
ちょっとなめていました。スケートやスキーの経験があったからです。滑るのは慣れているつもりが、完全に裏切られました。スケートもスキーもエッジがあるので基本的には縦滑りです。でも、カーリングの靴にはエッジがないのでどっち方向にも滑っていきます。横方向に滑ったときが恐怖なんです。
ものすごく情けない歩き方になっていたのは間違いありません。救いとなったは、私だけではなかったことです。周りを見ると、隠しきれない必死な表情があっちにもこっちにも。
いじわるするスポーツ!?
説明できるような立場ではありませんが、ちょっとだけルールを説明すると、氷上に描かれたハウスと呼ばれる円の中にストーンを置きにいく競技です。自分たちのストーンがあって相手のストーンがない方が有利なので、いじわるをし合うようなゲームです。
本当は40メートル以上ある氷の上でやるのですが、私たちのような初心者に与えられたスペースは半分でした。体験の身分では十分です。というか、これからこの距離に苦しめられるのです。
カーリングで大切なのは下半身です。投げるのに上半身の力は使いません。とまあ、言うのは簡単ですがその大切な下半身がフラフラ。それだからストーンも自由気ままです。フラフラが収まらない私たちは体験の後半に突入します。なんと試合。対戦相手は一緒に体験していた二家族です。そこに、人数調整のためにうちの小堀くんを派遣しました。
接戦(?)を制したのは小堀くんのいるファミリーチーム!
思った通り、試合はあっと言う間でした。やっぱりカーリングの選手ってすごい!
やってみてわかりました。
カーリングは氷上のチェスと言われていますが、頭脳を使う場面は一度もありませんでした。使ったのは腕だけです。ブラシでゴシゴシした時のものです。エネルギーのほとんどはブラシに注がれていたと思います。一度やってみたかったので、「念願叶ったり~」と意味ないほどゴシゴシしていました。
改めて自分の写真を見ると、ドロボーにしか見えませんね。
次は何かなぁ。