副院長の岡本です。
SUWADA訪問記 の最終回、第3 回をお届けいたします。
国内外で絶賛されている高級つめ切りの製作現場が見たい!―SUWADA訪問記(1)
製作現場の公開でSUWADAと顧客が得たもの―SUWADA訪問記(2)
見学のシメは、やっぱりお土産屋さん
工場見学を終え、改めて入り口で記念撮影などして遊んでいた二人。
謎の世界観
十分に堪能した後は、向かいにある「ファクトリーショップ」(工場併設店舗)へ向かいます。
店内にはSUWADAのつめ切りがずらりと並んでおり、他では買えないアウトレット品や、SUWADAオリジナルグッズが手に入ります。
お店の様子をしばしお楽しみください↓
日本語の「、」と「。」をモチーフにしたロゴマーク
店内はクリスマスの飾り付けがしてありました
光を反射してきらめくつめ切りの数々
試し切りもできちゃいます。指が30本くらいほしい。
圧倒的なラインナップに目を輝かせるわたしたち。
宝石好きの人がジュエリーショップに足を踏み入れたら、こういうテンションになるのかな? とふと思いました。
すぐれた工芸品は、そこにあるだけで雰囲気を凛としたものにしてくれます。
多種多様なつめ切りを堪能する
わたしは養気院にあるつめ切りしか見たことがありませんでしたが、今回見学に来ることになってはじめて、多種多様なモデルのつめ切りの存在を知りました。
足用
赤ちゃん用
ペット用なんてのもあります
極めつけはこちら。「ダマスカスレイヤード」という紋様の美しいもの。
お値段なんと60,ooo円。どんな人が使うのでしょうか…
その中で、今回特に気になったのはこれ。刃先の形に注目!
「ラウンドチップ」というそうですが、ニッパーの先端が尖っておらず、丸く作られています。
標準タイプ
ラウンドチップ
違いがわかりましたでしょうか? (画像はSUWADAのサイトから使用させていただきました)
ニッパーの先って、「肌に刺さったらどうしよう」とか考えてしまって、ちょっと警戒してしまうのですが、これだと万一、手がすべってしまっても安全です。見た目もコロッとしていて可愛げがあります。
俄然、自分専用の一本が欲しくなってきます。
ショップにはカフェも併設されており、コーヒーを味わいながらSUWADAワールドに浸ることができます。
SUWADAのオープンファクトリーとショップ、遠方からでも訪れる価値のある場所です。
こういうところでよく「SUWADA回し者ではありません!」と書いたりしますが、別に回し者だと思われても気にしない。
良いものは良いので、ぜひ訪れてほしいです。
つめ切りをメンテナンスに
さて、今回SUWADAを訪れたのには、他の目的もありました。そのひとつが、栗原院長のつめ切りをメンテナンスに出すことです。
栗原院長のブログによると、前回のメンテナンスは2016年の7月。3年半の年月が経っていて、サビが出たりしていました。
今回見学に訪れるにあたって、せっかくなので持参してきたのです。メンテナンスにかかる料金は1,000〜2,000円。これに往復の送料がかかります。
相棒のつめ切りをOさんに託します。
もう一つのプロジェクト
それだけではありません。
栗原院長は何かを企てているようです。Oさんと細かい話を始めました。
実は、今回あるプロジェクトを秘めてやってきたのです。
お話も無事にまとまったところで、すっかり暗くなった道を戻っていったのでした。
SUWADAのOさん、職人さんたち、本当にお世話になりました。
素晴らしい時間をありがとうございます。また必ずお伺いします!