岡本です。
4月から、養気院の新しいメンバーとして川﨑遥香を迎えました。
実は、養気院勤務の社員が入るのは、2019年に入社したこのわたし以来ということになります。
本人がブログにも書いていますが(「はるちゃん成長日記」ってタイトルになってるけど、「はるちゃん」て呼んだ方がええのかしら?)、彼女は埼玉県の川口市という、東京にほど近い街の出身です。品川にある姉妹院の「カポス」にも通勤できたのですが、あえて群馬にやってきました。
いろいろと楽ができて、安心できる実家暮らしを離れて、ここ群馬で新生活を立ち上げることを決断したチャレンジ精神を称えたいです。
こちらに引っ越してくるときに、わたしが使わなくなっていた家具を譲ったのですが、わざわざお礼にお菓子を持ってきてくれて「そんな気を遣う必要はないのに、随分立派なことをする子だな」という印象を持ちました。自分が同じ年の頃にそんなことができたかというと、絶対にそんなことはなく、彼女に限らず今の若い人(わたしもこんなセリフを吐くようになってきた)を見ていると、立派だなあと感心することばかりです。
初めての一人暮らしということですので、生活していくこともなかなか大変かと思いますが、院長夫妻をはじめ、みんながさまざまな形で彼女をサポートをしています。周りの人間に「手伝ってあげたいな」と思わせてしまうところも、彼女の人徳であり、才能ですね。
実際に施術に入るのはまだ先の話。当面は受付業務を中心に、ブログやSNSなどを通じた広報の仕事をがんばってもらっているところです。
彼女が入ってきて、院内の雰囲気が大変明るくなりました。アルバイトで接客業も多数経験してきているそうなので、緊張はしていたようですが、受付業務もソツなくこなしておりますし、患者さんに安心感を与えられているのではないかと思います。
鍼の技術や院内業務については、先にここで働いているわたしたちが教える側ですが、彼女の明るさや前向きな姿勢などは、学ばなければならないなと思わされることばかりです。
なので、実際のところ、あまりわたしから教えられることは多くはありません。
前向きで素直な心があれば、技術は後からついてくるものですので、わたしは彼女の学びを邪魔しないよう気をつけようと思っています。
明日の養気院を支えていってくれる人材ですので(つい甘やかしたくなる気持ちを抑えつつ)、素晴らしい鍼灸師になっていってくれることを期待しています。