小堀です。
前回「カナダ滞在記(1) 日本語使ったら殺すわよ??」のつづきです。
カナダについたと思ったら、殺されかけ、(影でこそこそ日本語を使うことで)なんとか生きながらえました。
しかし、ホッとしたのもつかの間。生活環境の変化に翻弄される日々が待っていたのです。
ずーっと、ずーっと明るい街
カナダに到着してから1週間ほど。そろそろ家にも慣れてきたところ。
なぜか眠れないのです。時差ボケ…じゃないはず。対策は完璧のはず。
「このままじゃ疲れ切ってしまう、どうにかしないとなあ。」と考えていた夜9時。
まだまだ外は明るいなあ〜。…ん?!夜9時?!
…これだ。間違いなくこれだ!
時差ボケではなく、「日照時間ボケ」だ!
バンクーバーは北海道よりも緯度が高く、夏にかけて陽がとても長くなります。
夏至前後だと日没は夜10時ごろ。
小堀:「陽が長いんだから、遅くまで遊ばないともったいない!」
そうして遊び尽くし、疲れ果て…
翌朝、頭の中で天国と地獄のBGMを流しながら、最寄り駅まで全力ダッシュしてました。
毎日がこのパターンです。
誰もが驚くカナダの路線図
カナダにも日本同様、電車とバスがあります。規模は日本ほどではありませんが。
日本の電車のことを説明するときにJRのこの図をよく使います。
するとほとんどの確率で
“What?! This is crazy!!”(マジで!?)
って言われます。
なぜかというと、バンクーバーの路線図はこれで全部だからです。シンプル!
日本に詳しいバンクーバーの友達に満員電車のことを尋ねてみました。
すると、次のような返事が返ってきました。
「朝、ダウンタウンへ行くときは電車が満員のこともあるよ。でも、多分日本ほどじゃないな。そうなる前に、入ってこないでって追い出すから!自分のスペースに入ってこられるのは、耐えらんないからね。」
ということは、
バンクーバーでは、1本乗れないことを見越して、余裕をもって電車に乗る必要があります。
つづく…「カナダで現行犯逮捕されないために」