中国人宇宙飛行士が「宇宙鍼灸」を実践

副院長の岡本です。

今日、2月1日は旧暦の1月1日で、春節です。

アジアの国ではこの日が新年で、盛大に年越しを祝うのですが、日本ではすでにそういった風習は廃れてしまい、わたしは院内で一人寂しさを噛み締めております。

そんなわけで、今日は中国ネタをひとつ。

宇宙空間でツボ刺激

中国のニュースを見ていたら、こんなものを見つけました。

有人宇宙飛行プロジェクトの「神州13号」の乗組員が、「宇宙ステーション内でツボ刺激マシンを使用、鍼灸は宇宙へ進出」というニュースです。

リンク先の一番上の動画をご覧ください。

https://xw.qq.com/a/video/f33208h50mu?pgv_ref=baidusp&ADTAG=baidusp

こちらのサイトにもニュースが出ていたので、カンタンに訳してみました。

春節の到来に合わせて、神州13号の乗組員たちは中医ツボ刺激装置を開封し、軌道上で中国に伝わる智慧の結晶を堪能した。

携帯式宇宙鍼灸は、われわれのイメージするものと異なり、使用前に充電する必要があり、部位ごとに設計が異なっているのだ。例えば、女性の膝専用に設計された鍼灸装置などがある。

乗組員たちは宇宙鍼灸装置の充電を完了させれば、好きなときに心地よい治療を味わうことができる。

この箱が「携帯式ツボ刺激装置」らしいです(画像は https://new.qq.com/omn/20220126/20220126A02UZA00.html から引用)。

欧米や日本とは異なる独自開発プロジェクトで宇宙に進出する中国ですが、中国伝統のさまざまな文化も宇宙で実践しており、自国文化の普及と応用の研究に余念がないことが伺えます。

ということで、日本ではなかなか報じられないニュースなども、この場で紹介していければと思っております。

それではまた!