指の痛み
すべての症例を掲載することが難しいため、一部を紹介します。
症例1
患者
女性 20代 群馬県/伊勢崎市
症状
指の痛み、手の浮腫み
他の症状
特になし
来院
2013年6月
症状の特徴と経過
アルバイトで荷物を持つ作業を続けていたところ右手の指に痛みが出るようになった。曲げ伸ばしが困難になり痛む。特に伸ばすのが難しくなった。症状に耐えられなくなり、1ヶ月と1週間でアルバイトをやめた。やめてからの1週間で症状は少しずつ軽くなってきている。
既往歴(これまでにかかった病気)
特になし
治療の内容と経過
症状のある指を動かすと、目立った可動域制限がない。手指の浮腫が若干わかる程度である。来院の時点である程度は症状が改善しているため、完全回復を目的に施術を行うことにした。関連しているである肩や背中を調べてみても目立ったものはなかった。第4胸椎に若干の動きの悪さがあったため、鍼によって可動を促した。症状には目立った変化が起こらなかった。活法(古武術整体)によって、右の指と肘、そして 鎖骨周辺の調整を行った。結果、「左手よりも軽い」との感想が出るほどまで改善。通院する必要がないため1回で終了した。
著しい効果が見られたツボ
挟脊穴(胸椎4番付近)
まとめ
鍼は背中のツボに1本。活法も少ない手技で改善することができた。治りやすい症状であった。治療をせずとも自然にある程度は改善したであろう。とはいえ、速やかに症状を治すことは第二の症状を予防するために大切なことである。
[YFAM050613]
症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。