顔面のこわばり(違和感)

症例1

患者

男性 20代 群馬県

来院

2005年9月

症状の特徴と経過

2ヶ月位前から左顔面のこわばり、頚の痛み、めまい、手の痺れ(しびれ)が発症。西洋医学的検査では異常が見られなかった。外見の変化も見られない。仕事ができないため3か月間休職することにした。他院で鍼灸を開始し、当院に転院してきた。

他の症状

左鼡径部痛

既往歴(これまでにかかった病気)

2005年2月、椎間板ヘルニア

治療の内容と経過

顔面部のこわばり、頚の痛み、手の痺れが同時に起こっていることから、深い関係にあると考えた。また、鼡径部の痛みも間接的に関与していると思われたため、視野に入れて治療を開始した。1回目後、頚と肩のこり、手の痺れ、めまいが緩和されたが、最もつらい顔面部のこわばりには変化がなかった。2回目後、手の痺れが消失、鼡径部の痛みが軽減。3回目後、顔面のこわばりが軽くなる時間帯が出現。鼡径部の痛みがさらに軽減。その後、顔面のこわばりは、増強と減弱を繰り返しながら徐々に軽減していった。11回目後、顔面のこわばりは軽い状態で落ち着いてきた。12回目後、症状がゼロになる日が出現。その後、残った軽い症状を完全に治すため通院を続け、31回の治療で終了した。予定どおり、3か月間の休職期間を経て職場に復帰できた。

著しい効果が見られたツボ

後谿(左)、風池(左)、合谷(左)、太陽(左)、太衝(左)

まとめ

発症の原因は当院でも分からなかったが、丁寧に触診すると異常を示す部位はたくさんあった。それをターゲットに調整していくことで結果的に顔面の症状も治った。異常部位は体からのSOSであるにも関わらず、それを無視して検査を行い「異常なし」と結論づけられたことに違和感を覚える。

[YMYS20050906]

症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。

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