肩痛
症例1
患者
男性 60代 群馬県
来院
2008年3月
症状の特徴と経過
1月中旬から、頚、肩、腕(上腕)に痛みが突然出現。発症当時、仕事が忙しくて労働時間が多く疲労していた。仕事では重い荷物を持つことが多い。痛みは右側の方が強く、肩を90度くらい屈曲(前習え)すると瞬間的に痛みが走る。そのため、腕を180度屈曲(ばんざい)することができない。夜間、痛みで目が覚めることもある。整形外科にてレントゲン撮影をしたが異常は見つからなかった。
既往歴(これまでにかかった病気)
特になし
治療の内容と経過
頚、肩、腕を触診すると症状の重い右側の方がこりが強い。レントゲンで異常がなく、可動域の制限は痛みによるものであった。そのため、過剰な筋緊張を和らげるだけで痛みが緩和できると考えた。頚、肩、腕を丁寧に触診する他、膝を触診すると右側に硬結(筋肉のこわばり)を発見したので緩めた。その結果、右の痛みはほぼ完全に消失し、左側の痛みは完全に消失し、可動域は元に戻った。
著しい効果があったツボ
後谿(右)、肩貞(右)、陽陵泉(右)
まとめ
2か月間悩んでいた痛みではあったが、関節に異常が見られなかったため、直後に著しい好転を見ることができた。このように、症状は軽くても改善のタイミングを失い迷路のはまるものは少なくない。また、この症例で注目したいのは、右の筋緊張を緩めただけで、左も即座に改善したことである。ここからわかるのは、原因は右側にあり、左側は体軸保持のために(仕方なく)筋緊張をしていたいうことである。
[YMSK20080321]
症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。

